レイキの不可解な世界
【古い投稿なので、少し改訂しました(2024/10)
誰でも、それはこの「レイキ」に限ったことではなく、よくわからない事柄=あやしいと、自己防衛が働くのが常です。
私の中ではもうすっかり消えてしまった「レイキあやしい」という疑念ですが、頭で理解するというよりも、実際に身につけて自分の体に起きる変化からレイキの存在を確信し、レイキを使う暮らしの中で「たくさんのレイキが役になった場面・経験」があるからこそ。ゆるりはで、習われた方々の中にも勿論セミナー申し込み時は半信半疑だった、プラセボ?なんて思いつつ受講に至られたという方もおられます。でも、大丈夫です。「レイキはやっぱり怪しかった」と思われ後悔する方は一人も居られません。
また、「なぜ」を突き詰めて行った先に、未だ科学的に立証されていないものの、多くの目に見えない世界に関する「仮説」や集合的無意識や、心というものの理解を深めていくと、実は目に見えているものよりも目に見えない世界の方がずっとスケールは大きく、「大切なことは目に見えない部分にこそある」という物事の捉え方や価値観にどんどん変化していった結果、血液や神経、肉体と同様「レイキは私たちをつくっている一部」ということになんの疑いもなくなっていきました。
そうは言っても、私自身も最初にレイキという言葉を耳にした時には「あやしい」「よくわからない」というところから出発しました。(笑)
ご興味ある方は以下お読みください。
ブログ記事:私がレイキを知り、学ぶことにした時のこと
今はなんでもネットで検索すれば情報収拾ができる時代。いざ「レイキ」を調べると、そこにはレイキの不可解な世界が広がっていて、最初にフィルターがかかってしまいがち。「やっぱりレイキあやしいんだ」と(笑)。実際には、体験して実感してもらい、直接レイキ使いの人たちから色々話を聞くのが一番なのですが、今回は多くの人が最初に陥る「レイキの不可解な世界」について触れたいと思います。
「レイキ」を検索してみた
改めて「レイキ」で検索して、「レイキ 協会」で検索してみたら・・・。想像以上にものすごく沢山出てきて、驚きました。最初にウィキペディアが出てきますが、沢山の情報をとりあえずなんでも載せてしまおう!みたいな感じで情報が混沌としていますね。そして、広告が多い!ページ上部には5つくらいの広告が出ていました。とりあえず出てきた名称を順不同で、羅列してみます。それぞれのHPからは様々なエネルギーが発せられていて、必ずしも私の意向や理解に合致しているところではなく・・・。なので直リンクは貼っていません。
補足:法人格ではない「協会」は任意団体なので、誰でも簡単に立ち上げることができます。
- 日本レイキセラピスト協会
- NPO法人日本レイキ協会
- NAVER まとめ
- 発展系レイキ (レイキの前に色々な名前がついているもの)
- 国際レイキ普及協会
- 直傳靈氣研究会
- NPO法人国際直傳靈氣協会
- 現代霊気ヒーリング協会
- レイキセラピー協会
- NPO現代レイキの会
- NPO法人日本ホリスティックレイキ協会
- 日本レイキ療法学会
- エンソフィックレイキレイキ協会
- NPO法人日本靈氣療法協会
- 心身改善臼井靈氣療法研究會
- 日本レイキ協会
ものすごく疲れてしまって、レイキが気になって調べ始めたものの辟易してやめちゃう人相当いるのではないかと想像しました。レイキあやしいの原因はこれだよ〜!って思えるレイキの説明をしている個人の方も結構いらっしゃるし、その歴史は嘘だよ〜!っていうのもあるし、それ詐欺っぽくない?!って思える誘導を見つけるようなこともあるし、スピリチュアルハラスメント的な物言いがあったり、、、。(スピリチュアル嫌いな人の気持ちはとってもわかります。)案の定、無駄に触れた情報で疲労し暗〜い気分になってしまいました。
混沌としているその歴史
ここでは少々歴史は端折りますが、もともとレイキは靈氣で、戦前の日本で生まれた手当て療法です。当時は主に治療として、家庭内療法として普及、海軍や陸軍でも活用されていました。特別な能力を持つ霊術家が使える!とか、宗教の教祖が使える!とかいうものではなく、「本来人間の私たちが持っている癒しの力を誰もが発揮できるように」と習得システムを構築して教え広めたのが臼井甕男先生です。少し前の時代では、手かざし=宗教というイメージがあり「レイキも宗教?」と勘違いされる方もそれなりにいたと思います。レイキは宗教とは全く無関係なので、靈氣の総本山!みたいな場所も組織もありませんし、臼井先生は教祖でもありません。
(写真はウィキペディアより)
戦後の日本では、普及の道が細くならざるを得ない背景がありました。一方、戦前西洋に渡っていた靈氣はREIKIとして広まっていきました。ニューエイジブームにあった本土で、REIKIは「霊性に目覚め意識レベルを上げる」といったニューエイジ思想とうまくマッチングしたのでしょう。東洋や西洋の神秘思想や、チベット密教や禅といった東洋の宗教が多くアメリカに入ってきた時代背景もあり、REIKIは所謂スピリチュアル色の強いレイキに形つくられていきました。「REIKI、素晴らしい!では、REIKIとあれも組み合わせたらもっと素晴らしい!」といった発想で、様々な名前がついた「発展系レイキ」が誕生していきました。それら発展系レイキと区別するために「臼井式レイキ」というものが存在しているようです。
今一番普及しているレイキは、西洋から逆輸入されたものを指し習得段階がレベル1、2、3、ティーチャー(マスター)となっているものです。レイキ=スピリチュアルなもの、レイキ=スピリチュアルが好きな人のもの、レイキ=スピリチュアルな世界の入り口、などなどという風に一般的には捉えられているのでしょう。
「なんとかレイキ」がすっごく沢山あるので「どれが一番いいのだろう?」「どれが一番ホンモノなんだろう?」って、分かりにくいと思います。沢山ありすぎて、私にも分かりません!(苦笑)なんの規制もないので、ティーチャーから教わったレイキに付加価値をつけてオリジナルレイキを誰でも作れちゃう!例えばですが私が「タカコレイキ」をオリジナルテキストを使って教え始めることも可能で、「そちらで教えているレイキは何系ですか?臼井式ですか?」と聞かれたりしたら「うちで教えているのは臼井式ではなくタカコレイキです」という返答になるかと思います。ざっくりとした説明になりますが、そんな風にして「よくわからない世界」は広がっていきます。一方でそれが西洋レイキの自由さであり、多様性であり、魅了でもあるのだとも思います。
私が西洋レイキを習った香りの森の仁科まさき先生のホームページ。先生ご自身の調べと歴史観を交えてマニアックなほど詳細に記述されていますので、ご関心の高い方は読んでみてください。
レイキの歴史詳細(香りの森)
https://messia.com/reiki/history/
スクール選びの難しさ
レイキは確かに1日で使えるようになりますが、使えるようになった日がスタートです。実際に使っていく中で研磨し修得していくもの。学びの段階を進むには、実践時間が必要です。でなければ習っても宝の持ち腐れになってしまいます。レベル1から3までを、あるいは人に教えられるティーチャーまでを、1日〜数日で一気に受講できるとしているスクール。 セット売りの方がお得なので一気に受講して、ティーチャーになったばかりで、看板を掲げる・・・というパターン。実は多いのです。その結果「レイキ大したことなかった」や「レイキ持ってるけど使ってない」や「レイキはもうやってないです」と、レイキに対する評価が下がるという結果に陥っています。暮らしの中でレイキを使っている「レイキヒーラー」は実はまだまだ少ないのではないでしょうか。すでにどちらかでアチューメントを受けたことのある方はぜひ、今日から!使い始めて欲しいなと思います。
習ったレイキを自分のものにしていくには、たくさん使うことが不可欠になります。自分自身にレイキをする以外に、身近にお手当できる家族がいる人は実践の機会がありますがそのような方ばかりではありません。練習会や交流会などを定期的に開催しているスクールを選ぶと良いと思います。西洋レイキの場合には、特に受講を決める前に一度はそのティーチャーやマスターにお会いして施術を受けるなどし、その方のレイキに対する考え方を聞いたり、その方が日常大切にしていることなどお話されると良いと思います。「この人から習いたいな」「この人はちょっと・・・」といった相性なども大事な要素だと思いますし、きちんと自分の中で腑に落ちることが大事です。出なければ、十分なエネルギーは手から出ることなく、そして感覚も養われていきません。
呟き:「資格ビジネス化」「レイキ商法」している現実は否めないと思います。だからこそスクールやマスター選びは大事!
一番怪しくないレイキを選ぶなら
レイキもREIKIもルーツを辿れば、靈氣。よくよくその歴史を知ったら、怪しさゼロになり、レイキの不可解で混沌とした世界も「なるほどー!」とクリアになりレイキを使っていく上でも大変気持ちの良いものです。「レイキあやしい!」って思っている人ほど、直傳靈氣をおすすめします。また、スピリチュアルなレイキよりも、暮らしに近いレイキ、レイキを家庭内療法として活用していきたいと思っている人は、ぜひ直傳靈氣を選んでいただきたいです。人に触れたり、治したりするお仕事をされている方は、様々な部分で日本人的感覚として腑に落ちる直傳靈氣を学び習得して頂いて、お仕事しながらご自身の靈氣を研磨していただくこともできるでしょう。ご自身のフィールドで靈氣を活用されていくのは大変素晴らしいことです。
直傳靈氣セミナーのご案内はこちら
https://yulureha.com/course/school02/)
直傳靈氣研究会の公式サイトはこちら
https://www.jikiden-reiki.com
ブログ記事:国立大医学部の講義の中で靈氣の話
ブログ記事:世界のREIKI普及の背景からの考察
靈氣の本質と真髄はどこに
レイキ(靈氣)の本質は、「全ての生き物に共通して流れている根源的な生命エネルギーである」ということ。
レイキ(靈氣)療法の1番の特徴であり、1番素晴らしい点は、自分自身がこの根源的な生命エネルギーの通り道(管・パイプ)になって、念じたり、治そうと思ったり、意図的にエネルギーを動かすといったことは一切せず、手をそっと当てて、あとは自然にお任せ(靈氣に委ねる、相手の免疫システムに委ねる)するというもの凄くシンプルなところ。この部分が気功療法や他のヒーリング技法とは違います。私はインド由来の自分の本質と繋がるヒーリングを修得し、ゆるりはのエネルギーケアのなかで活用していますが、その優劣(次元が高い低い・よりパワフルなど)に関係なく、他のヒーリングを使えるようになってからは尚更に、レイキの本質と真髄の素晴らしさをいつも噛み締めています。
「特別な宇宙エネルギーと繋がって」や、「このレイキは他よりも素晴らしい」や「このレイキは他よりもパワフル」みたいなのはレイキ(靈氣)の本質からズレていると感じるからです。「共通に流れている根源的な生命エネルギー」なので、誰からアチューメントを受けても、靈授を受けても同じなはず。「〜しないと、使えなくなる」「〜しないとあなたのレイキは消えます」と言ったアプローチを耳にすることもありますが、「レイキは一生もの」です。ただ、使っていなければ、生命エネルギーの通り道(管・パイプ)はまた細くなっていきますし、手の感覚も手の当て方も身についてはいかないのは確かです。「習ったけど使っていないからもう私のレイキはないと思います」という「隠れレイキ使い」な方はとっても多い。自分は良いと思って習ったけど周囲に怪しく思われたらどうしよう?という懸念や心配によって、身近な人や家族にもレイキを使えないまま、実践を重ねることができずレイキの効果もよくわからないままというケースが非常に多いのは残念です。
混沌として不可解なレイキの世界ですが、ご自身が何を求められているのかを明らかにし、必要な情報にたどりつけますように。そして、レイキ・靈氣の本質と真髄を理解されていて、レイキをちゃんと使ってきているマスターやティーチャーから学ばれることを願っています。
ゆるりはでの受講を検討していて私に会ってから検討したいという方は、初回推奨のレイキセラピー90分は初回3000円オフクーポン適用で6600円で受けることができます。施術後に色々ご質問ください。
メニュー:ゆるりはのレイキセラピー
本物のレイキ使いが増えて、みんなが穏やかな日常を過ごせることが一番です。正直、コロナ騒ぎに辟易している私ですが(苦笑)自分が守られるのは、薬でもワクチンでもなければ、新しい生活様式でもありません。免疫システムをサポートし、健やかに幸せに生きるための安心安全を得られるのは、自分次第です。食生活を見直し、お日様のもと深い呼吸をして体を動かし、よく眠り、その上レイキ使いになるという選択をしたら、余計な不安や心配から解放され、自分や身の回りの人々に優しさと穏やかさの波紋を広げることができます。
ブログ記事:臓器ケアと免疫力のあげ方について
ブログ記事:人を癒すと自分も癒されるレイキ
いかがでしたでしょうか?少しでもあなたの中の「レイキあやしい!」が減っていたら・・・・とっても嬉しいです!最後までお読みいただきありがとうございます。
今日はこのブログを書きながら、ホーリーバジルティーを頂いていました。(利尿作用すごい!)