逗子に暮らす

逗子に暮らす

娘の子育て期は、自然に触れる・外で遊ぶ・体を動かすなど「子どもの表情がパッと輝くことができる環境を整えること」を大切にしていました。理由の1つは、出産祝いに大学時代の友人が贈ってくれた1冊の本が、それまで自然と縁遠かった私への気づきとなったこと。理由のもう1つは「公園3つハシゴ」「日に3回外遊びに出かける」などしないと全く素直に寝てくれず、抱っこの寝かしつけがめちゃくちゃ大変だったこと。必然的に超アウトドア、超アクティブな幼児期を過ごすことになりました。

世田谷区の端っこ、区内でも緑多い閑静な住宅街に住んでいましたが、都会で交通至便、暮らしに便利な品川区大井町へと14年前に引越しました。月1で行く関東近郊へのキャンプから、都市生活の息苦しさに気づき、自然欠乏症になり「もっと空が広いところに」「もっと自然のあるところに」「もっと空気の綺麗なところに」住みたいと、自然の美しさを暮らしの中で感じることができる環境への憧れを10年以上抱えていました。東京オリンピック前に脱東京を志し、2019年の1月に逗子へと引っ越してきました。

都心から1時間。JRと京急の2路線でアクセス至便。一大観光地で賑やかな鎌倉の隣駅、逗子。海も川も山もある。空は広く、空気も美味しい、夜になれば暗くなり、人も程よく少ない、程よい都会との距離と田舎感。出会う逗子へと移り住んできた人々は、皆口を揃えて「逗子いいところだよね」とその魅力をもっと外に発信したいと思っている方々ばかりです。

今日のブログは、最近の私のある日を切り取った「逗子暮らし」。

逗子の里山で稲作

海の印象が強い逗子ですが、逗子にも谷戸があり、谷戸田があり、里山保全活動をしている市民団体があります。ここ名越緑地は駅から徒歩20分、規模としては小さいですが長閑な風景が広がっています。今の時期は螢も舞う、美しい場所。今日はその里山保全活動をしている虹の会(会員になっています)主催の田植えの日。知人などにも声をかけ、たくさんの子どもたちや非会員の参加もあり賑やかな田植えとなりました。子ども達が素足・素手で田んぼに入り泥にまみれる姿は清々しくて、なんて健全!(マスクは流石に暑かった!)

 か細い稲苗が分蘖して葉鞘になり稲穂になるなんて、初めての人は想像もつかない。

(里山保全に留まらず、ここをコミュニティの場として、あるいはメンタルヘルス向上の場として、サードプレイスとして、活用していけたらな〜という妄想は1年くらい常に頭にはあるのですが、ゆるりは開業とコロナもあり、現在滞り中。)

逗子の市民農園を借りる

土、耕したい。でも、庭はない。借りるとなれば、高額。そこで5月に二次募集があった市民農園を申し込み、借りることができました。

もともと谷戸田を土壌改良なく農園化した場所。土質は良くないのですが、土づくりする時期も過ぎてしまったのでとりあえず大雑把に「なんちゃって自然栽培」。たまたまご近所区画はパーマカルチャーなどに詳しい方々揃いなので、野良仕事しつつのおしゃべりも楽しい。


SNSで「こういう土壌は和綿がいいんじゃない?」と教えていただいたので、早速蒔いてみる

大家さんちの梅で梅干し

住まいは海近くの借家。大家さんは91歳のおばあちゃんで、越してきて以来仲良くさせて頂いています。野菜や果物のエンドレスな物々交換、すぐそこの川で採れたという蟹をいただいたり、手作りエプロンやマスクを頂いたり。お隣の梅の実、去年は収穫せず全部落ちてしまっていたので「使わないのなら」と、今年は梅干し作りのために採らせていただきました。

作り方はネットで検索すれば済んでしまうことですが、せっかくなので大家さんに一から教えていただき
初めての梅干しつくりを楽しもうと思います。

1日の終わりは海さんぽ

夕焼けが綺麗なとき、歩いて3分の海までお散歩。水嫌いなアッシュも最近では波打ち際近くを歩いても大丈夫な時も。ステイホーム期間には、娘と海岸の端から端までを一緒に素足で歩き、アーシングと日光浴に親しみました。


沈んだ後の空のグラデーションに心奪われます

 

桜山

住まいにもゆるりはのアパートにも、午前中は桜山から鳥のさえずりが届きます。
東の空に月が昇れば、眩いばかりに暗闇にぽっかりと輝きます。都会にいた頃は「もっと街明かりがなかったら月光浴を楽しめるのに」といつも思っていました。ふとした時に月と目が合うととても嬉しいし、東京から逗子に帰ってきた夜道を月とともに歩いて帰ることができるのも嬉しい。月の存在を近くに感じられるようになりました。

田越川

逗子市内を流れる田越川には、様々な生き物がいます。海へと溯上するサッパーも多く、河口近くの橋では釣りを楽しむ人も。

ゆるりはからこの川沿いを10分くらい歩いていくと海へ

田越川沿いの目に優しい季節の花々

鴨や鵜が泳ぐ姿も

 

豊かな自然、ゆったりした時間の流れ、五感を刺激する漂う自然界のかおり、おと。
逗子で暮らす。




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