臓器ケアと免疫力のあげ方について

臓器のケアと免疫力のあげ方について

日常生活の中で免疫UPのためにできること

コロナ禍で多くの方が感染拡大に過敏になっている状況にあります。自粛生活が長期化するにつれて人々の心にも余裕が失われつつあるのを感じています。楽観視している訳では決してありませんが、もう少しだけ冷静に今の現状を捉えて平常心を取り戻し「すべきこと」に集中できますように。風邪やインフルエンザやその他の菌と同様に、新型コロナウィルスも他のウィルスと同様に、ウィルスに触れたとしても体内に取り込まれる前に免疫機能が正常に機能して死滅させることができれば発症しません。過剰な心配と不安と恐怖からのストレスは、からだを緊張させ、内臓機能を低下させ、今一番損ないたくない免疫力を下げてしまうことになりかねません。自分自身や家族の健康を守り管理するためには、闇雲に3密を避けるだけではなく、具体的に出来ることにしっかり取り組むことで安心を得ることができ、心配と不安と恐怖は自ずと軽減されます。また、私たち一人一人が自らの免疫力向上に積極的に取り組むことは、結果、最前線で闘い続けている医療従事者の負担軽減にも繋がることではないでしょうか。

    • 毎日の検温
    • 便秘の解消
    • 野菜多め 海藻 毎日の味噌汁 発酵食品を摂る
    • 加工食品や添加物を極力減らす 
    • からだを冷やさない
    • 鼻や喉の状態をチェック
    • 寝不足しない
    • 歩くこと

※ 腸は全身の5割以上のリンパ球が集まっている臓器で、免疫の要です。腸の炎症が起きると腸内細菌叢のバランスが乱れます。砂糖、小麦、乳製品、化学物質、トランス脂肪酸といった腸の炎症の原因となる食品を摂取しないことが心身の健康を守るためには何にもまして効果的、いますぐ取り組みましょう。(上記全てが含まれているのが一般的に手に入りやすいパン、菓子パン類、お菓子類)

新型コロナウィルスは無症状の感染者が、知らないうちに人に感染させてしまうリスクがあります。これは3密を避け、まめに手洗いをし、外出時に不要にあちこち触らない、トイレなど衛生管理が難しいような場所に立ち寄らない、外出から戻ったらスマホを除菌するなど、心がけ次第で十分に対処ができます。人の散歩も犬の散歩も不要不急?という議論や、コロナ太りという言葉もちらほら聞こえてきますが、人間のからだは動くことで正常な血液循環と心肺機能を保ち、脳に十分な酸素を行き渡らせています。

食べること、寝ること、と同様に、ヒトのからだと心の健康維持に「歩くこと」は欠かせません。スポーツは娯楽ですから不要不急に該当します、しかし「歩行」は人間の生命維持活動に必要な行為。コロナ禍の都市型生活は、消費活動の自粛がそのまま歩行不足に直結している状況です。この連休は食事・睡眠・歩行・オンライン生活のバランスを意識しながら、三密を避けてお散歩に出かけ、日常的な歩行を習慣にしましょう。部屋に籠り気味の人は、太陽のエネルギーを浴び、少しでも広いスペースへ、少しでも広い空の下へ、少しでも自然のある場所へと足を運ぶと、ご自身のエネルギー場が広がります。ぜひご近所で、そのような場所を見つけてください。(もしそれも叶わない場合には、雄大な自然の映像を観ることでも多少の効果はあります。清らかな水の流れのある場所がお勧めです。)

内臓の状態をチェックする

以下のことを念頭に読み進めてください。レイキは、

  • 不調箇所、疲労場所、損傷場所などに手を当てると、その手を当てている場所から微細な信号を受け取ることができます
  • 信号は、熱さ・ビリビリ・チクチク・ツンツン・痛み・灼熱・冷たさ などで伝えられます(ヒビキ・病腺という表現をします)
  • 手に伝わるヒビキ・病腺から状態を判断します
  • 医療行為ではありません
  • 治癒を促進しますが、治癒をお約束するものではありません
  • その効果の発揮には個人差があり、それは個人の持つ自然回復力、免疫力が関係します

もしあなたがレイキ使いであれば、こまめに肝臓・腎臓、脾臓そして胸腺に手を当てヒビキが上がってこないかをチェックしましょう。免疫システムが活動している際には、強い熱感が上がってきますのですぐに判ります。ウィルスに罹患しているかどうかまでの特定はできずとも、症状として表に出る前から、体内で何らかの炎症反応が起き免疫システムが稼働しているかどうかの判断に繋がります。

気になるヒビキがあった時にはすぐにレイキ。レイキ使いになるとまだ症状が目に見えてわかる前から心身の状態を表す信号を感知することができます。気になる信号を感じた時にはすぐにレイキすれば発症前にケアができ、結果病気の予防につながります。手で信号を感じたところにレイキするだけなので、他に特別な知識は不要で誰でも健康の自己管理ができるようになります。

臓器と感情

五臓六腑という言葉を聞いたことがあるかと思います。中国の伝統医学では臓器を単に物質として捉えるのではなく、人間の心とからだ全体の生理機能を分類したもので、人間の感情と臓器の関係性を解き、治療や漢方薬の処方に役立てます。

全ての物質はエネルギーで固有の周波数をもち、振動しあっているという波動療法や振動医学の仮説の方が馴染みがあるので「波動」という表現を使いますが、心の状態と臓器の状態は波動共鳴しあっているという前提で、感情がどのように五臓に作用しているかを以下に記しました。

  1. 肺=悲しみ 肺は悲しみの波動と共鳴し、人間関係の問題に繋がります。呼吸が浅くなり視野も狭くなり八方塞がりにな時、こころに不安がある時、対人関係のみならず自分自身の心に問題を抱えている時も肺を疲労させます。東洋医学では呼吸器は肺系と言われ、肺は皮膚と腸と連携しています。呼吸器疾患でも、腸をキレイにする食事は大切ですし、皮膚疾患をケアするには呼吸が浅くなっている原因を探り、心の不安を取り除くことが根本治療になります。
  2. 肝=怒り 肝臓は怒りの波動と共鳴し、肝機能を低下させます。お酒を飲んでいないのに肝臓が疲れている人、肝臓が悪い人は、ものすごく怒っているか、怒っているのを抑えているかのどちらかという場合があります。
  3. 腎=恐れ 腎臓は恐怖の波動と共鳴し、腎機能を低下させます。先行きどうなるだろうという不安や悩み、今自分が抱えている人間関係によるストレスなど全てが関わってきます。腎臓は、寝不足や不規則な食生活、冷えが原因で疲労します。特に女性は腎機能が元来弱いという人も多いため、仕事で忙しくしている女性は積極的な腎臓のケアが大切です。腎臓の疲れは肝臓にも繋がります。疲労が抜けないような時は腎臓と肝臓の両方が疲労している時です。
  4. 脾=思う 脾臓は思い悩んだり、考えすぎたりする波動と共鳴します。脾臓は全身のリンパ球が約4分の1集まり抗体をつくる免疫システムを担っています。また「ネガティブに思い悩みすぎる」と疲労する臓器で、代謝機能を低下させます。顔色が優れなかったり、精神不安、ぽっこりお腹などにも関係します。脾臓を癒すには大らかさが重要です。
  5. 心=喜び 喜びが強すぎると不眠、動機、血圧上昇などを招いて結果心臓の機能を低下させます。例えば「遠足前夜で眠れない」状態が続きバランスを崩すと、興奮状態が続いた結果食べすぎて体調を崩したり、空気を読めないほど陽気になりすぎて対人関係に問題を引き起こす場合があります。

この図はこちらのサイトより転載しています。
五臓と感情の蜜月にメス!心が変われば、内臓も喜ぶ!(1)
シリーズが(1)から(8)まであります。

 

負の感情を取り扱い、免疫を上げる

精神的ストレスによって乱された感情や抑圧された負の感情は、腸内細菌叢を乱し、臓器の機能を低下させます。つまり、感情を抑圧して生きることが強いられている現代社会を生きている私たちにとって、自分を解放できないこと自分を表現できないことが大きなストレスとなっているのです。

コロナ禍にゆるりはをご利用の方のケア・セラピーの際には、免疫に関わる臓器へのエネルギーケアを必ず入れて状態のフィードバッグもしているのですが、肝臓の疲れが気になっています。一般的には肝臓疲れ=アルコールの摂取という印象がありますが、上に記したように肝臓は「怒りの波動」と共鳴します。私たち日本人は、どちらかというと感情を表にあまり出さない性質があり、怒りも内に秘めがちです。見るからに怒りっぽい人だけではなく、素直に怒りを出しても構わないようなシチュエーションにあっても、負の感情を抑え込むことが習慣になっているような「怒るべき時にも怒らない人」も、実はとても肝臓を疲労させています。「怒りすぎ」と「怒らなすぎ」の両極は同じ意味。今このコロナ禍で、多くの方が感じているストレスのもとにある感情は、ぶつけようのない社会に対する「怒り」なのかもしれません。

肝臓、腎臓は免疫に関わる大切な臓器です。ストレスを抱えて生きるということは、感情浄化のために臓器を慢性疲労させていることに等しいので、いざ体内に異物が侵入してきたという時に免疫システムが正常に機能しない可能性が高まってしまいます。例えばガンという病も、私たちは常にガン細胞と共存して生きているわけですが、自分を生きることができていないという最大のストレスが臓器の慢性疲労を引き起こし、免疫システム不全によって気づかぬうちにガン細胞を活性させ、ある時それが病として出現してくるのです。

アフターコロナを見据えて、自分らしく生きる

免疫が下がり病気になるような暮らし、心穏やかではいられない暮らし、自分にも他者にも優しくいられない窮屈な暮らしは、自然の一部として授かった人間の肉体にふさわしくない暮らしです。このコロナ禍によって私たちは、一見豊かなようで実は想像以上に脆弱で、生きること=消費活動かのように刷り込まれてきた、格差と偏見と貧困が蔓延した社会の歪みを露わにし、人と地球の不健康を生み出した経済至上主義社会の実態を突きつけられています。これまで大切なことや本質的なことを見失ってきた私たちに、今こそ気づくよう問いかけています。

疲れている臓器をレイキでケアしたり、気血水の流れを阻害している根本原因となっている乱れた感情を癒すためにバッチフラワーレメディを用いてケアし、脳神経と密接に関わる腸内細菌叢のバランスを整えることは大変有効ですが、免疫力を上げるためにも、自分らしく生きるためにも、まず誰もが最初に取り組むべきは食生活の改善でしょう。食べる・寝る・歩く・排泄のバランスが整うにつれて、心は穏やかに、からだも緊張から解き放たれ、健康は回復していきます。何を食べ、どう食べるかを意識し改善していくと、その意識は自ずと気候変動問題へと繋がり地球も癒されていきます。私たち一人一人のからだが浄化していくと、地球も浄化していくのです。

この波は一度は落ち着いたとしても、私たちは今後も出現する新たなウィルスの脅威と共生していく必要があるでしょう。再び不安と恐怖の波動に巻き込まれ、先の見えない渦に飲み込まれることのないように、今できるところから暮らしを変え、しっかり地に足をつけ、自分の軸を整えることにフォーカスし、自分らしく生きるための準備を始めませんか?

自分らしくとは、何が正解で不正解ということはありません。自分が「思っていること」「やっていること」「言っていること」を一致させること。自分に、嘘をつかないこと。これって、本当に難しいことなのですが! こころと体の健康の基本は、結局ここ なのだと思います。自戒を込めて、私自身も、せっせとレメディを飲み、肝臓を癒しています(苦笑)

Zushi art galleryに咲く野ばら
田越川沿い遊歩道、地域の方々が気持ち良くお散歩しています




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