医師が語る靈氣

医師が語る靈氣

2017年のアースデイ東京のレイキセラピー協会ブースではトークイベントを企画し、レイキ(靈氣)を臨床の現場で実際に活用されている先生にお話しいただきました。その大変貴重なお話の内容を先生のご承諾を得て公開させていただいたFB投稿が「過去の思い出」としてあがってきました。折角ですので、ゆるりはブログに記録として残そうと思います。

内科医が語る「レイキの可能性」

松井英三郎先生のプロフィール(2017年現在)
内科医(専門:循環器科)
一心病院診療部長 医学博士
西洋レイキマスター
直傅靈氣師範格

先輩医師から教わった呼吸法を行っていた7年ほど前に、当時60代女性の癌患者さんで既に骨転移し麻薬系鎮痛剤で疼痛管理をされている方が外科から内科へ移られてきたときのこと。ひどく下肢の痛みを訴えられ、何かして差し上げたいと10分程度氣を送るような意識で下肢をさすって差し上げていたところ、驚いたことに痛みが和らぎ、「先生、こんなのは初めてです。先生は何をされているのですか?」と感動して涙を流された…という経験があった。それを機会に手当て療法をもっと知りたいと思い、当時名前は聞いたことがあった「レイキ」(西洋レイキ)を習った。本質的にこれは何なのか?人に伝えるにはどうしたらよいか?と、後に直傅靈氣も習うに至った。

臨床の現場でも使っているなかで、癒しの効果や痛みへの(特に頭痛・腰痛・腹痛など)効果とその即効性を実感している。ほとんどすべての方が「気持ちが和らぐ」と言う。

勿論診断には血液検査やCT、レントゲン他様々な機器を駆使し総合的に判断するが、レイキ(靈氣)を併用することは誤診を防ぐひとつの手段として有効であると感じている。

医師は触診や視診は習うが、氣を感じたり、ヒビキや病腺を読むなどはしない。レイキ(靈氣)は副作用もなく、診断方法として有効と感じている。

レイキ(靈氣)は道具を使わず、手さえあればできるので、カンボジアなど医療資源に乏しい国や地域でも行うことが出来、限りない可能性を感じている。

一家にひとり、例えばお母さんがレイキ(靈氣)を身につけれられたら、病院にかかる前にできることがあるので医療費の高騰を抑制することにもつながるだろう。

レイキ(靈氣)は自然治癒力を向上させている実感がある。レイキ(靈氣)を併用した場合、常識を超えた良い経過が見受けられることがある。

医療従事者も皆疲れているので、即効性の感じられるレイキ(靈氣)をお互いにしあえる環境ができたらいい。

癌の苦しみを忘れさせてくれるような癒しの時間、病気のことを忘れられるような心和らぐ時間を持つことは自然治癒力を向上させ、癌治療にも良いと言われるがそのような点においても、レイキ(靈氣)は一助になっている実感がある。

抗がん剤の副作用の軽減や、レイキ(靈氣)をしていると癌患者のご家族もホッとされ、満足感を与えることができ大変感謝される。

大学教授が語る海外におけるREIKI

このトークイベントでは、東北大学教授の市江雅芳先生にも『海外の医療現場におけるREIKI』についてお話いただきました。

市江雅芳先生のプロフィール(2017年現在)
医学博士
日本リハビリテーション医学会専門医
西洋レイキマスター
直傳靈氣師範

補完代替医療(Complementary and Alternative Medicine)の中のエネルギー療法のひとつとして病院で活用されていたり、ハーバード大学医学部では、レイキ・プラクティショナーを認定するなど海外では活用の幅が広がっているお話。イギリスの癌治療の現場においては、補完代替医療としてREIKIは4番目に多く活用されているものとレポートされています。ただし、海外においても医療現場で「治療」として用いるのは難しく、「癒し」として普及している現状に留意する必要があると語っていました。(現代医療の世界では、治療と認められるには十分な臨床研究と科学的根拠に基づいたものでなくてはならないとされている為)

1位カウンセリング
2位リフレクソロジー
3位アロマセラピー
4位レイキ
5位マッサージ

医療者&セラピストが身につけるべき素養

2016年2月にNPO法人日本ホリスティック医学協会主催の「スピリチュアリティ&エネルギーケアネットワーク連続フォーラム」のなかで『”レイキ”〜医療者&セラピストが身につけるべき素養』と題し登壇された際の資料から、一部引用します。

医療の現場で(1)

  • 靈氣は、患者さんに触れるだけで自然に病巣へエネルギーが流れていく為、医療の場で非常に有益である
  • 直傳靈氣は病腺を拠り所に直接体に触れれば良いので、医療の場で使いやすい
  • 西洋レイキも、儀式的な所作やスタンダードポジションにこだわらなければ使うことができる
  • 社会的な認知度がまだまだ低い為、医療の場で実践するには、理事長、院長、事務長、総看護師長以下、全てのスタッフの理解を得ることが必要(孤軍奮闘では実践できない)

医療の現場で(2)

  • エネルギーが勝手に必要な場所へ流れていくので、リハビリなど通常の業務をしていて構わない(流そうとしない)
  • 誰の手からも同じエネルギーが流れるので、数人の看護師が入れ替わり立ち替わり触れても継ぎ足し充電される
  • 自分の「氣」が混ざるとエネルギーが劣化する為、決して患者さんを良くしようと念じてはならない(念や意図を込めない)
  • 特殊なエネルギーではなく、全ての生き物に共通して流れている根源的な生命エネルギーなので、安心して手当てして良い

市江先生はこの春に退職され、2月7日に行われた最終講義の中で東洋医学と靈氣についてお話しされました。国立大学医学部の一般公開された講義の中で靈氣を取り上げたのは初めてのことではないか、とのことでした。

ブログ記事:国立大医学部の講義の中で靈氣の話

副作用も・禁忌事項もなく、誰でも安心、安全に使うことができるのがレイキです。
家庭で、介護やリハビリの現場で、緩和ケアや心療クリニックで、活用される未来へ。




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