100年前の震災と復興計画と靈氣と

今年は関東大震災の発生から100年です。

ようやく明らかになった関東大震災の詳細。
日経プレジデントの記事より:

マグニチュード7超の大地震が2日間に6回も起きていた…だれも詳細を知らなかった「関東大震災」の真実

https://president.jp/articles/-/70642?page=1

揺れの犠牲者は4%だった…関東大震災で「東京での焼死者6万人超」という途轍もない被害が出た理由

https://president.jp/articles/-/70644?page=1

臼井靈氣療法が一気に世間に(日本中に)知れ渡ったのは、実はこの震災がきっかけです。臼井先生とその直接のお弟子さんらが活躍し、負傷者の手当に奮闘された記録が残っています。医療従事者も医療物資もままならない渦中、負傷者の殆どは火傷を負っていたのですから、医薬品を必要とせず手を当てるだけで、傷は速攻で癒始める、、、靈氣はよく効き、重宝しただろうなぁと容易に想像がつきます。甚大な被害を前に一層効率的に靈氣ができる人物を増やし手当が可能になるように、震災以前は靈授ができるのは臼井先生だけでしたが、先輩格の直弟子7名を選び、手当てしながら、必要があれば靈授をしながら被災地を巡ったそうです。

 

1923年 関東大震災 焼けた浅草公園六区周辺と浅草凌雲閣(十二階)/劇場街だった浅草公園六区付近は震災後の大火で一面の焼け野原となった。右後方は浅草公園四区のひょうたん池方面。左後方は上部が崩壊した浅草凌雲閣。浅草凌雲閣は1890年竣工した展望塔。赤レンガ造り、12階建てで高さは52メートル、日本最初の電動エレベータを備えた。「浅草十二階」と呼ばれて浅草のシンボルの一つだったが震災で上部が崩壊、盛岡工兵隊(陸軍工兵第8大隊)により爆破解体された。=東京府東京市浅草区浅草公園六区(現・東京都台東区浅草2丁目)

 

そして震災を都市改造の実現の好機と捉えて、100年後を見据えた街づくりを目指した「帝都復興計画」を提唱したのが、当時の東京市長だった後藤新平氏。臼井先生はこの方の「かばん持ち」をしていた時代があります。後に始める事になる靈氣療法を臼井先生がそれを社会全体の福祉、公益のために活用していく為に公開伝授を志したのも、後藤新平氏の思考や思想の影響があったのかも、、、なんて思うのです。(後藤氏は医師でもある)

演説「政治の倫理化(せいじのりんりか)」(大正15年製作のレコードより)

大正13年(1924年)に政治の世界から身を引いた後藤新平は、当時の政界腐敗に対して穢れのない政治を目指す「政治の倫理化」運動を開始しました。大正15年(1926年/12月25日「昭和」と改元)4月、東京を手始めに全国各地で講演活動を行い、何れの会場でも大変な人気を博しました。運動の成果から、平等な立場から優秀な人材を選出しようと普選準備会が結成され、会員は25万人も集まりました。

 

 

今日本でも海外でもレイキ実践者は相応数いますが、9割以上が西洋文化によって形づくられた「西洋レイキ」。日本の文化や精神性と共に、戦前は家族の健康や治療として家庭内で広く使われてた伝統靈氣を「現代の日本」に復活させたい。
臼井先生の遺志を想い、だからこそ戦前の形に拘って伝授する「直傳靈氣」をひとりでも多くの人に手渡したいと改めて思いました。

 

 




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