レイキってなんですか?
こんなに長いことレイキを自分の一部として、暮らしの一部として使ってきていても、こんなにも投げられて悩ましい質問はありません。質問してくれた人が理解できる言葉や表現を使うことが求められる為、どう説明したら「なるほど!」と伝わるのか、答えの正解はないので都度悩みます。そして、結局、いろいろ言葉を並べてた後に到達するのは
「受けてみるのが一番です」
うぅ。なんとも苦しいけれど、話せば話すほどわかりにくいものになり、話せば話すほど怪しくなる場合も時としてあるので、行き着くのは「体験して体感してもらうのが一番」となってしまうのです。体験して頂いても、体感されない方がごく少数ですがいらっしゃいます。しかしながら、少なくても「なんとなくあったかい」「なんとなく心地よい」あるいは「ずっと寝ちゃってわからなかった、でもなんかスッキリしている気がする」という、「気のせいかもしれないけど、なんとなく」とキャッチして頂けることの方がほとんどです。これは、毎年のアースデイで20分のセラピー後に集計している感想が証明しています。騒ついている環境、屋外、座って受ける20分という限られた時間でも、概ね肯定的な感想を残して頂けているので、よくわからないけど手からモヤモヤとした人肌の温もり以上のあったかいものが出ていて、何か作用しているらしいということは察して頂けるかと思います。
「自然の中にいると癒されるよね〜」に「どこが?どうして?」と聞かれたら、その答えに戸惑ってしまうなぁというのと同じような感覚でしょうか。わかりやすい言葉で、そしてスピリチュアルな表現を避けて、レイキを説明するのはとても難しいと感じます。
エネルギー場ってなに
参考元:alexgey「聖なる鏡」サイキックエネルギーのシステムより
肉体とエーテル体(ピタッと白が濃い層の部分がエーテル体)放射しているのが健康オーラ
私はレイキを使い始めてからしばらくの間「レイキは100%自然エネルギー」そのままに理解し、感じ、それ以上深く掘り下げることもありませんでした。そもそもスピリチュアルに明るくない人でしたが、不思議と習得したその日からレイキを物凄く強く感じるようになりました。(恐らく当時の私はとてもエネルギーが枯渇している状態であったからと想像します)レイキを身につけて間も無くに訪れたキャンプ先でのこと。静かな早朝に、自然の中で胡坐になり、目を瞑り、合掌していると、レイキを身につける以前の感覚と全く違った瞑想の時となり、自然と融合するその一体感の中に身を委ねて過ごす心地よさを味わった時「これがレイキ=自然エネルギーだ!」というのが「自然=自分」という感覚とともにスーッと入ってきました。また当時定期的に参加していたヨガのクラス。レイキを身につけた以後のレッスンでは「これがエネルギーだー!」と、最後サーダナの時間は至福の時となり自分の中に流れ満ちていくそれを感じるようになりました。
その後違うスイッチが入ったのは、インドのとある聖者の元で修行していて伝授されたヒーリングで様々な人の治療をしているという方とのご縁から、そのエネルギーヒーリングを伝授された時のこと。それは「自分の本質と繋がるヒーリングテクニック」と説明され、「レイキより波動が高い」「レイキより次元が高いエネルギー」という表現をされ、要するに「レイキ大したことない」的な言い方をされたので軽くプチッと切れたわけです。(実際はキレてませんが、レイキの本質と真髄がこの人は理解していないんだと思いました。また、当時の私には次元やエネルギー界層についても知らなかった為頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになったのです。)そしてその後、「本質につながる」「波動」「次元」というものの理解と実践に3年を費やし、ようやく腑に落ちてこのヒーリングを自分のものとすることができたのですが、その道のりの中には「秘教治療」の学びがありました。
私たちの体の内側にも外側にも、巡り張り出しているエネルギー場というものがあります。ヨガをされている人にとってはプラーナという言葉が馴染みだと思いますし、オーラ、チャクラという言葉をご存知の方も今は多いと思いますが、目には見えないけれど宇宙にある、地球にある、生きとし生けるもの全てにある、個々の人間にもあり構成している部分です。エネルギーという視点で捉えた時、人間も自然界の一部、地球の一部、宇宙の一部・・・という考え方は世界各国様々にあり、日本の名称では靈氣(レイキ)ですが、インドではプラーナ、中国では氣と表現しています。そのエネルギー界は7つの層になっていて、そのどの界層にレイキは流れ入り作用しているのか、他のヒーリングはどの界層と繋がっているのか、という話になります。これは秘教の世界観からの解釈になりますが、レイキによる手当ては肉体とエーテル界層(体)に、レイキによる遠隔はアストラル界層(体)に作用していると考えられます。
レイキってなにするの
からだの内側の巡りを正常化する
肉体の中を流れているのは血液や神経だけではなく、エネルギー(氣)も流れていて、骨格が歪んでいたり疲労が溜まると肉体のあちこちに詰まりや滞りが生じることで、エネルギーの巡りも悪くなります。血流が悪くなって病気になります。レイキをすると、肉体とエーテル体に自然エネルギーが流入して巡りを改善、血行不良の原因となっているコリやシコリ、老廃物をどんどん流し循環を正常化することで自然治癒力を引き出す、促進するという仕組みになっています。
からだの外側にある自分の領域が正常化する
人と人との交流は、外に張り出しているエネルギー場の交流です。人それぞれに固有の周波数(波動)があり、相性の良い周波数もあれば、強弱の周波数もあれば、調える周波数、共鳴する周波数、乱す周波数と様々です。人それぞれが持っている固有の周波数(波動)を乱すのは、環境(生活の場、習慣、食事など)、電磁波、嫌いな人やもの等。エネルギー不足で外に張り出しているエネルギー場が小さければ、自分自身の波動を乱すものの影響を受けやすくなります。また常に自分の波動が乱れている状態では、相性の悪い波動と関係しても気づくことができません。レイキをすると、肉体やエーテル体という自分自身のエネルギーの器が充たされ、自分自身のエネルギー場が安定します。
器が充たされることで安定するのがレイキ。
器の容量は変わらず、乱れた固有の周波数を元に修正するのが音叉を使ったセラピー。
音叉を使ったフェイスケアについては後日またブログ記事にする予定です。
こころの領域が正常化する
参考元:alexgey「聖なる鏡」サイキックエネルギーのシステムより
アストラル体、こころ・感情の領域、好き嫌い・快不快の世界
肉体とエーテル体に流れ入る自然エネルギーは、別の界層を行き来します。上記のアストラル界層(体)は「こころの領域」。「こころの領域」は体の外側に張り出しているエネルギー場です。このアストラル界層を乱し、エネルギーを消耗して枯渇させてしまうのが「心のあり様」や「ストレス」です。レイキという自然エネルギーはこの複数のエネルギー界層を行き来するので、こころとからだ両方に作用します。こころの領域のエネルギーの器が充たされると、乱れていた固有の周波数は安定し、こころに穏やかさが広がります。
レイキは意図しないエネルギーで、勝手に必要な場所へと流れていきます
使わないと意味がない
魔法ではないので、たまに1回使ったからと変化は早々得られるものではありません。(その勘違いから、レイキは大したことなかったということになりがち。それはレイキを伝える側の責任だと思います。)レイキを即日から使えるようにアチューメントや伝授を受けたというのは「一つの道具を手に入れた」状態に過ぎず、セミナーや講習では「その道具の使い方」を教えてもらったに過ぎません。即日レイキ使いになることができても、
- 使うからこそ、使い方が磨かれていきます。
- 使うからこそ、流れ入るエネルギーのパイプとなる自分のエネルギー場が整い始めます。パイプも少しづつ太くなっていきます。
- 使うからこそ、エネルギー場は充たされ、安定し、少しづつ浄化されていきます。レイキの量も質も安定していきます。
- 使うからこそ、詰まりや滞りが改善し、病気の症状が良くなります。血流や循環がよくなるからこそ自然治癒力が促進されます。
- 使うからこそ、こころのあり様が穏やかになります。人に与える(レイキをする)ことで自分から発せられる波動も磨かれてゆき、本来の自分の波動へと調整されていきます。
レイキを日常に取り入れて使うメリット
本来私たちは素晴らしい感性や感覚を持って生まれてきています。多くの現代人は「自然と縁遠い生き方」をしている為、その力が鈍くなっているだけ。大人より子どもの方が自然に近い存在ですから、子どもの感性や感覚は研ぎ澄まされています。創造力も大人よりずっと優れていますよね。レイキに日常的に触れ、使うことで、元々持っていたのに鈍くなってしまっていた感性や感覚を呼び覚まし、取り戻すことができます。場所、人、物、音、食べ物、全てのものには特有の周波数がありますが、自分と合わない波動のものがわかる様になり、自分の領域が侵される機会が必然的にぐんと減ります。自分の波動(エネルギー場)が乱れている状態は減り、安定していくことが増え、自分と合うものを引き寄せる様になり、どんどん波動は磨かれエンパワメントされていくという好循環が生まれていきます。よく、レイキをすると人生が変わる!とか、スピリチュアル的な表現がありますが、それはそういう意味だと思います。
大雑把な表現になってしまいますが、自分らしく生きることで引き寄せが起きるというのも同じ仕組みです。
スピリチュアルな要素は排除したくても、いざ説明しようとするとやはりなかなか難しいですね。ゆるりはのファミリーレイキや直傳靈氣は、家庭療法としてどんどん使う、気軽に手当てが日常となるというのが第一の目標です。自分や家族や身近な人にレイキをたくさん使って、その延長線上にある(到達する)のが「霊性が磨かれる」とか「波動が上がる」とか「引き寄せる」とか。。。一方、一般的に普及した(している)西洋レイキの多くは逆で、「波動を上げてレベルアップ」や「霊性を磨く」や「なりたい自分になる」などを目的としてレイキを伝えているように思います。苦行なくレイキという気持ち良いことを自分や人の心や体のケアに使っていたら、結果それは霊性修行になっていたー!ということ(笑)自分や他者に使うということをすれば、西洋レイキであってもレイキの本質からは離れません。(だからこそ、宝の持ち腐れになってしまっているレイキ習得者の方にはどんどん使いましょうと伝えています)
レイキは日本生まれのヒーリングですが外国人の写真が多くて違和感があると思います。
海外での普及を物語るように圧倒的にレイキに関する無料素材は海外サイトが多いのです。
(例えば名刺のデザインひとつ取っても、アロマセラピストよりレイキセラピストのデザインサンプルの方が多い!)
読んだ後、少しでもレイキの理解が進んでいたら嬉しいです。
私の説明が下手くそで、読んでもやっぱりわからない!という方は・・・ぜひ一度、受けてみてくださいね。(笑)
興味を持って、もっと知りたくなった!という方も。
ゆるりはでお待ちしております。
逗子の里山。今日は太陽にカサがかかっていました。
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