「わたし」というパズルを完成させていく旅
ゆるりはのハートケアは「こうありたい自分」に近づくための手段を身につけたり、その答えを探す旅ではありません。
それは、見失っていた自分が形作られていく、パズルの世界。
雑多に散りばめられたパズルのピースを集め、整理し、はめていく作業を繰り返します。パズルのピースは「本当の自分」を構成する、性質や性格、思考や思想、行動や癖、そして、過去。ピースがはめられていく過程では全体像は未だ見えてきません。取り組み続けると少しずつ仕上がりが見えてくるでしょう。
ピースをはめる過程で、順調にピース合わせが進む時もあれば、なかなか「これ」というピースが見つからない時もあるでしょう。疲れたり、放り出したくなったり、途方に暮れる時もあるかもしれない。もう自分には難しすぎて無理と自信をなくすときも。そんな時は、エネルギー充電のために休んだり、立ち止まっていいのです。
「自分」というパズルではなく、「自分以外の何か」というパズルに一生懸命取り組み続けて、しっくりくるピースが無くて先が見えないと挫折することはあっても、「わたし」というパズルの場合は必ず完成に向かうことができます。途中苛々したり、心が落ち着かない時もあるかもしれませんが、完成に近づくほどに楽になっていくのです。なぜなら、すでに、必要なピースは手元に全て揃っているから。
焦らずに取り組めば完成を迎えるという道を信じて、そのパズルを完成させる。諦めずに、時に励ましながら、現状を俯瞰するための対話や物の見方のスイッチを変えるアドバイスを得ながら、一緒にジグゾーパズルを完成させる作業。それが、ゆるりはの「伴走型 心の回復ケア」です。
「わたし」というパズルの完成が意味するのは、目に見える自分と見えない自分との統合。顕在意識と無意識の統合。自分自身を癒す旅のおわり。本当の自分に出会い、そして今を生きていくという、これからの旅のはじまり。
これはセラピストである私の生きてきた過程や、大切にしたい想い等に引き寄せられてのことなのだと思いますが、親との関係性(インナーチャイルド)・女性の自由と自立(仕事や家族のこと)・トラウマによる自己否定や自信喪失、といったテーマや課題をお持ちの方がゆるりはにはいらっしゃいます。ゆるりは初訪のきっかけは「ピピッときたから」「レイキに魅かれて」という間接的な動機がほとんどですが、身近に「ゆるりはのケア」を必要としている方がいたら「たくさん話して聞いてもらえる、寛げる場所」としてご紹介ください。