もう一つの話せる場所
話すということ
先日届いていた広報ずし3月号の誌面。
「元気がないなと思ったら、話してみましょう」
「医療機関や保健所などの専門機関に相談しましょう」とありました。
話すことは、自分を客観視することや、自分の思考を整理することにつながります。
悶々と内に溜めていたものを話して吐き出すことは、とてもデトックスになります。
でも、聴いてくれる人さえいたら、誰でも話せるのでしょうか。
元気がないなと思っている、誌面にあるようなケースの時では、
こんなことがあった
今こういう状況だ
自分はこういう状態だ
こんな症状がある
といった、顕在意識で認識している現実の出来事について話すことが精一杯と思います。
心が穏やさを取り戻すということ
現実の出来事について振り返り、話すことは顕在意識化で「こうだからこうなんだ」という
原因と結果を見つめ直すことになり、ある程度「心に冷静さ」を取り戻すことができます。
少しは楽になりますがこれは回復への一段階目にすぎず、「心に穏やかさ」はなかなか広がっていきません。
頭で理解しようと自分自身をコントロールしている状態だからです。
こころが楽になる出発点は
その時どうだった
その時どうした
よりももっと深く
その時どう感じた
その時どう思った
に気づくことが大事なのです。
元気がない状態とは
元気は、気の元。気は、氣血水の「氣」=「エネルギー」のこと。
失われた元気は補給して、話すために必要なエネルギーを蓄える必要があります。
なぜなら、話すということ自体ものすごくエネルギーを必要とする行為で、それが自分の内側のことなら尚更です。
その上、専門家であったとしても初対面の人。相談しても解決しない、回復しない、元気になれないという方は少なくありません。
「元気がないなと思ったら、話してみましょう」では、心に穏やかさを取り戻すきっかけになる程は話せないのです。
エネルギーケア×対話の時間
話すためには、話す前の用意が必要です。元気の補給です。
ゆるりはのエネルギーケアは、話す前にエネルギーが注入されます。
エネルギーが充電されてくると、からだから不要な力は抜けていきます。
すると顕在意識によるコントロールから離れ、バリアがすこしずつ薄くなり、剥がれていきます。
自分の内側を話すというところに、到達しやすくなるのです。
そこが「氣楽になる出発点」。
到達までにかかる時間は、その時のその方のエネルギー場の状態によるので人それぞれです。
本来あったエネルギーが失われてしまった状態で、うまくいかないと苦しんだり悩んだりする必要はありません。
ただ、失った分が補給されるだけで、自ずと自分が見えてくるものなのです。
必要な栄養を取り、循環が正常に保たれないと、人間として生きづらさを感じます。
人間も自然の一部だからこそ、エネルギーケアは誰にでも必要で、本来とっても身近なものなのです。
ゆるりはは、もう一つの話せる場所として開業しました。