お家サロンからお店にした理由
最近のよくある質問の一つなので、整理して書いてみました。
エネルギーケアを身近なものにしたい
漢方の物差しで使われる「氣血水」。みんなしっくりくる馴染みのある言葉だと思いますが、なぜか「氣」だけ切り取られると特別扱いになります。神社へ行って浄化された場や空気感に癒されたり、御神木のエネルギーにあやかったりしてその場に満ち満ちた清々しいエネルギーを感じ取り「気持ちよさ」には敏感なのに、いざ「レイキも自然エネルギー」というと特別扱いになります。極端な場合は怪しいとか、宗教とか、スピリチュアルとか、フィルターがいきなりかかるんです。不思議です。
自主的にエネルギー場を整えたり、こころの領域のケアを日頃からするということが、目に見えない領域への無理解からとても遠い存在になってしまっていることに、ずっと歯がゆさを感じていました。それはきっと「なぜエネルギーが減るのか」という理由がわからないというところにもつながっているのかもしれません。
私たちは自然の一部で、私たちの本質は何か、というところにたどり着くと、エネルギー場をケアすることは誰にとってもものすごく身近なものであることに気がつきます。私たちの鋳型としてエネルギー場は存在しています。肉体=私だけじゃない、エネルギー場=私でもあるんです。
血液が汚れ、血管が細くなり、目詰まりし、流れが阻害されると病気になります。
エネルギー場も枯渇し、傷つき、乱れることがあります。エネルギーの通る管が目詰まりし、流れが阻害されれば、
そこから徐々に生きづらさを身にまとっていきます。
「血管が詰まっても、血液が汚れても、健全な血流が阻害されているだけで、あなたの本質が傷ついる訳ではない」というのと同じで、
大事なことは「生きづらさを抱えていても、エネルギー場が傷ついるだけで、あなたの本質が傷ついてる訳ではない」ということ。
エネルギー場の状態が良くなるようにケアをすれば、あなた自身の持つ力で回復していくことができます。
魔法ではないので、時間はかかります。人によっては条件とタイミングが合えば、たった一回のエネルギーケアで
モヤモヤを解消してしまう人、前進する人も中にはいます。一方で、月単位、年単位、十数年かかる人もいます。
それでも、今日より明日へとあなたのペースで回復していけるのです。
もちろん全てがエネルギーケアで解決する訳ではありません。私たちの体は食べたもので出来ていますから、口から何を入れるかということも大変重要な要素になります。「氣血水」バランスよくケアすることが肝要で、肉体的にも精神的にもプラスになり自然回復力は増していきます。
これだけたくさんの生きづらさを抱えた人がいる現代。
エネルギーケアを身近なものとして、気軽に利用できる場をつくりたいと思いました。
実態を持つからこそ得られる信頼
ゆるりはとは別に、ZUSHIおばちゃんちという看板を提げてスタートした居場所サロンがあります。
https://zushioba.yulureha.com
社会的養護出身の方対象の居場所づくりから始めて、脱孤立を目標に将来的には支援が手薄な世代や社会的マイノリティにとってのサードプレイスへと成長させていきたいという思いがあります。そして拠点を構えられた暁には、自然療法室併設型の居場所事業として展開していき、逗子の里山は里山保全に留まらずメンタルヘルス向上の場としても、サードプレイスとしても活用していきたいという思いもあります。
看板を掲げて以来、支援に関わっている様々な方にご相談させて頂きご意見やアドバイスを頂きました。
社会福祉協議会や地域の方とお話させて頂いていくうちに、アフターケア居場所事業に特化した当初の方向性は私自身では力不足な上、見当違いなことにも気がつきました。そして、私が力になれたらと思っている人たちの殆どは、地域の中にいるのだということを知りました。
将来的には、クリニックや心療内科の先生とも繋がって、協働していきたいという思いもあります。また、社会福祉事業としてコミットしていく将来を見据えた時、私自身は医師でも専門家でもないため、社会的信頼を得る一つの手段として自宅サロンセラピストではなく、店舗として構え実態を持つからこそ得られる信頼を一歩ずつ築いていく必要があると感じたからです。
レイキ=自然エネルギーを暮らしの一部に
都市生活から逗子という自然がすぐそばにある生活にシフトし、常にエネルギーを知らず知らずに消耗していた暮らしから
常に自然エネルギーで充足されてリセットされる暮らしを手に入れたこの1年。
私はいつも動き回っている印象を周囲に与えるのですが、実際には氣力だけで生きているようなもので、肉体的な体力は全くのポンコツ。
ここ近年は朝動き始める前には必ず1時間、横になりながらの自己レイキ、自己ヒーリングの時間が欠かせない日々を送っていました。
まさに都市生活の中では、自然エネルギー=レイキは暮らしの一部でもあり、私そのもの。
自然と離れた生活の中で失われていく「自分の中の自然」を、時々のキャンプや匝瑳市での米づくりで充足させていました。
ところが逗子へ越して来て以来、ほとんどそのようなことは無くなり、氣力はそのままに、体力を温存できるようになりました。
大好きな海がそばにあり、大好きな夕焼けに癒される日常。東京ではなく、なぜ逗子で開業?の理由は、東京という場が私にとってはエネルギーは放出する一方でやりたいことに集中するだけの体力を蓄えられなかったけれど、今は逗子のエネルギーに支えられているからこそ、やりたいことに力を注ぐだけの余力が生まれ、その結果自分のできることでどう生きていくかの実現ができたのだろうと感じています。
暮らしの中にレイキがあれば、
いつでも自然エネルギーを吸収することができる。
エネルギー場のケアを自分自身でできる。
それが心身の健康管理に役立てられる。
レイキのお店は欧米では普通にREIKI HEALINGの看板を出して存在しますし、医療現場においての補完療法として認知も広がっています。
REIKI Therapist は、日本でのAROMA Therapistくらい名が知れているようです。秋に訪れた南インドでお会いした植物療法やアーユルヴェーダにも明るい大学教授の方もお話を伺うとレイキ使いで、インドではポピュラーなのよと話していました。
日本生まれのレイキ、何ら特別なものではない、スピリチュアル色のない、レイキの本質を貫いて、どこまで実店舗でやれるか。
そんな密かな挑戦も含まれています。