フレグランスフリーにご協力ください

合成香料の香りに困っています

昨年の12月ごろからこの1月、冬期で換気が間に合わないというのも無関係ではありませんが、以前より少しづつ「香る方」のご利用が増えている為、具合が悪くなる頻度が増えてきてしまいました。現状、極力反応する化学物質を取り込まないという対処方法しかないのですが、将来的に接客そのものが苦しくなってしまうほど悪化する可能性も否定できず、回復まで一定期間療養生活を強いられてしまうという最悪の事態を回避するためにも、改めてゆるりはより切なるお願いです。

私の場合は、合成香料の含まれる洗濯洗剤や柔軟剤、整髪剤やヘアケア用品、ハンドクリームや香水の香りにより、頭重・息苦しさ・吐き気・目のチカチカ・口腔内も香りの味がする・舌がピリピリするなど、異変が生じます。この不快感はいっときでは治らず、その方の退室した後にもゆるりはの室内、使用したリネン、お掛けになられた椅子にも香りが付着しているため、簡単に除去することができません。布を介して当てた手に移った香りは石鹸で洗っても暫く取れず、衣服や髪にも香りは付着し、自宅にまで香りを持ち帰り不快感が続きます。

カナリアからのメッセージ〜化学物質過敏症のない未来へ〜(25分フルバージョン)

7年ほど前から苦手な日用品が増えていきました。芳香剤や消臭剤、薬用石鹸、食器洗いの合成洗剤、化学香料使用のヘアケア用品や化粧品類、洗濯洗剤や柔軟剤、香り付きトイレットペーパー、緑色の蚊取り線香・・・といった香りもの全般に反応し気分が悪くなります。突如普通の美容院も利用できなくなり、以来ヘナ専用のオーガニックサロンを利用しています。換気が不十分な場所や締め切った部屋は、様々な化学物質が滞留しているようで苦手です。芳香剤臭のタクシー、PM2.5が多く飛散している日は起床時から目がヒリヒリ痛みを感じ、瞼が腫れぼったくなります。昔から蛍光灯やLEDの光も苦手で、頭痛と目腫れが生じます。

食事は以前から極力身体に農薬や添加物などを取り込まないよう心がけた生活を送っていますが、5年前に東京から逗子・葉山に移住し、可能な範囲で仕事場も住まいも化学物質フリーの環境に身を置き、又身近な人たちも天然精油以外フレグランスフリーを好まれる方が多数派故に助けられ、これまで重症化することなく現在に至っているのだと思います。もし、電車通勤とオフィス勤務の日々で、日常的に化学物質を吸い込むことから免れることができない状況で働いていたら・・・。恐らくすでに日常生活を送るのに支障をきたすレベルにまで達していたに違いないと想像します。以前より耐性がついたと思い込んでいましたが、いつの間にか屋内プールや入浴施設の塩素臭、図書館の空間(書籍消毒機)、ブルーシートの臭いでも気分が悪くなるという事につい先日気がつきました。


厚生省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班
「化学物質過敏症〜思いのほか身近な環境問題〜」
http://www.cssc.jp/cs_shiryo.pdf

普段使っている製品は

今回何人かのゆるりはのご利用者さんや修了生にも、お会いした際にヒアリングをさせて頂きました。復習会の際に香りで辛かった時があった、来店時に香りが残っていてしんどかった、という声。日常生活の中でも、移動中や職場での香害被害や、学校から帰ってきた子どもの身体や衣服に付着した香りに困っていたり、隣人の洗濯物の香りやタバコの臭いで窓を開けられない、家族が使うシャンプーなどの強い香りが最近気にはなってきた、古着に付着した柔軟剤臭で具合が悪くなったなど、「化学物質過敏症」ではないにしろ、苦手、あるいは不快と感じている方も複数名いらっしゃいました。

【NHK WEB特集】柔軟剤 香りで体調不良の相談増加なぜ?マイクロカプセルが…
https://www3.nhk.or.jp/news/html/
20230801/k10014147781000.html

【読売ONLINE】人工的な香りに苦しむ子ども、柔軟剤・消臭剤・化粧品で「香害」…頭痛や吐き気など体調不良に
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230621-OYT1T50329/

 

「香害」
https://amzn.asia/d/dARwkKi
アレルギーの病気、発達障害、性と生殖の異常にも影響が。

〜食べるより吸う方が危険〜
♦️ 空気の取り込み量は食物の20倍

化学物質過敏症の原因になる化学物質は、どのような経路で体内に取り込まれるのですか。

三つの経路があります。

  1. 呼吸(吸入)
  2. 食物・水と一緒に口から(経口)
  3. 皮膚から(経皮)

で、大体の割合は吸入が80%以上(室内が60%以上)、経口が十数%、経皮がわずかといったところでしょうか。
大人が1日に摂取する食物は約1Kg、水は約2ℓですが、空気は約20Kg(約15m3)。空気の取り込み量は食物の約20倍、水の10倍もあります。しかも、化学物質を食物と一緒に取り込んだ場合は肝臓などである程度、解毒されますが、化学物質を鼻や口から吸い込むと直接肺に行き、そこから血液に入って全身に回るので、毒性が強くなります。

 

【杏林予防医学研究所】お子様を不幸にする香料 (全3ページ)
https://kyorin-yobou.net/yoboigaku_news/pdf/4-1.pdf

乳幼児にとっては更に深刻。保育園はものすごく香っているとの事。
小学生になって発症するケースも増加しています。

少しでも自然なものを選びませんか?

【ナチュラりんくさん】身体と環境に優しい製品のご紹介です
とてもわかりやすくまとめられています。お役立てください。
https://note.com/naturalink_cs/n/n326a646b58a8

 

以前、こんな新聞記事も目に止まりました。

なかなか周囲の理解が得られにくいというのが実情です。花粉症と同等に扱われたり、神経質などメンタルの問題と扱われたり、仕方がない事で慣れる他ない、気にしてたらキリがないなど。。。自分自身が当事者にならないと自分事としては捉えて貰えない、少数派は泣き寝入りする他ないという社会の現実はとても悲しいことですね。個人の「健やかに生きる権利」が脅かされながら、我慢して暮らさなければならないのが既に発症してしまった方々だと思います。でも、その方々のお陰で、人工香料や化学物質の危険性を知り、結果私たちは自分自身や大切な子ども達のための予防にその情報を役立てる事ができるのではないでしょうか。

私自身はまだ今は日常生活に支障が出るほどではありませんが、決して他人事ではありません。ぜひ皆様も、ご家庭にある様々な「香る製品」の商品ラベルをチェックしてみてはいかがでしょうか。修了生のお一人のエピソード、YouTubeでたまたま香害のことを知り以降石けん系に替えられたという方がおられます。「生乾き臭や部屋干し臭などの不快な臭いをさせないよう、エチケットとして香らせていた。まさかその香りで苦しんでいる人がいるとは思っていなかった」と彼女が教えてくれました。TVコマーシャルの宣伝による刷り込み、もあるのでしょうね。動くたびに、そして長い時間香る方が素敵、良いという風な・・・。

不用意にアレルギー症状や過敏症になるリスクを高めたりしないよう、今から予防に取り組みませんか?ご自身やご家族の心身の健康のために、少しでも身体に取り込む化学物質を減らす。「次のお買い物」に向けて考える機会にして頂けたらと願うばかりです。

 

いざとなったら、、、こういうものの用意も必要かもしれないですね(泣)高い!

https://voc-zero.com/airnex/cs.html

 

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