いつもと違う時間の過ごし方

いつもと違う時間の過ごし方

田越川の桜も咲き始めています。訪れる先々や会う人にコロナの影響やその受け止め方を聞いてみるのですが、その反応は様々で興味深いです。何も変わらないという人もいますし、暇になったという人もいます。先行きを非常に心配している人もいますし、なんとかなるさの人もいます。何れにしても、コロナ禍で普段とは違った時間の過ごし方・使い方をしている人は増えているようです。

自由な時間が増え、自分の時間を持つことができて嬉しい人や、家族と過ごす時間が増えて嬉しい人もいるでしょう。一方で、日々に追われ何らかの役割を果たすことで過ごしてきた日常に変化が訪れたことで、これまでは気がつかなかった居心地の悪さを感じる人もいます。ふと歩みを止め深く考察する機会もなかったのに、不意に投げかけられる問い。毎日同じパターンの時間の過ごし方が崩されて自分にフォーカスされると、無意識レベルの問いが沸き起こり投げかけられます。

本当はどう生きたいのか

時間の過ごし方は、いのちの使い方そのもの。「あなたはどう生きたいか?」という無意識レベルでの問いに対して感じる居心地の悪さはどこからやってくるのでしょうか。自分のことなのに自分がどう生きたいのかがわからない。あるいは、なんとなくわかっている。でも、そうできていないという歯痒さ。根がしっかり張れていないグラグラ感。想定外のコロナ禍で、実は多くの人々に投げかけられている共通の問いです。なんとなく感じつつある内側のしっくりこない感覚を癒し、このできた時間を自分にフォーカスするために使うことは、今後大きく変化していく社会の在り方や人との関係性、自然との付き合い方など全てに影響していきます。

 

感じていることや思いを表現する

自分が本当は何を感じていて、何を思っているのか。何を大切にしているのか。自分のことなのによくわからないと言う人は、自分を表現してきていないから。同調圧力の強い日本の社会では殊更に、グラウンディングしている人の方が実は少ないのではないかと感じるほどです。それほど私たちは自分を表現する機会が喪失している社会で生きているということでもあり、個が消され、個が輝くことのできない、赦されない社会を生きているということです。

昨日は一日自然の中で過ごし、竹林を調えるWSに参加していました。講師の鈴木張司(ちょうさん)さんはWSの進行中、随所に参加者一人一人が表現する時間を設けたり、自然の中で感性を使う、研ぎ澄ませるというワークを盛り込んでいました。普段意識していない今ここにいる自分(の思いや感覚)にフォーカスすると、人間としての自分の軸が立ち、そして自然の一部である人間も自ずと自然と融合していく、自分の声に耳を研ぎ澄ませることは、自然の声を察するということに繋がっていく。そんなメッセージが織り込まれているように感じました。参加していてとても心地の良いWSで、そしてとても気持ちの良い1日でした。

 

自分らしく生きるために

自分を変えたい、自分の軸で生きたいと思っている人は、次の3つを大切にすると良いです。

  1. 自分のことを話すこと
  2. 自然の中に身を置くこと
  3. 一人静かに過ごすこと

生きづらさや息苦しさを手放し、私らしく生きるためには、自分の内側にある様々な感情をしっかりと認知して感じきるというステージが必要です。感情は自分そのものだからです。自分を知るためにはまず、感情。思考で行動をコントロールしても、それは本来の自分では決してありません。頭と心のバランス、感情と思考のバランスをとりながら、一進一退しつつも確実に自分の人生を歩んでいく。ゆるりははそのきっかけとなるケアやセラピーを用意し、そのために必要な充分な時間と場所を提供しています。逗子という場のエネルギーも得ながら、一人一人が自分らしく氣楽に生きることができますように。

今日の夕刻の逗子海岸。夕陽と富士山のシルエットも美しく、暖かい週末を思い思いに過ごす人で賑わっていました。




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