今回は第0回をとてもラフな感じで開催。ゆるりはを会場に、逗子・葉山・鎌倉・横須賀より1名ずつ(偶然!)4名の現役お母さん世代の方々が集まってくださいました。まずは主催者のやすえさんの自己紹介と子育て支援に長年携わる中で感じてきた事や未来に向けての思いをシェア、私からは、ゆるりはを通じてしたい事3つの事と、「なぜ親育ち・子育ちなのか」という2007年から6年間位主催していた子育ち講座を始めたきっかけについても触れました。続いて参加者のお一人お一人が普段思っていることや、感じていること、困っていること、違和感を感じていること、やっている事やできる事、心掛けている事やこれからやりたいと思っている事などを自由に語って頂き、その後はフリートーク。普段思っている事を世に放ち、他者の視点で物事を見る、視野を広げる、学び合う、語り合う・・・有意義な時間を持つことができました。アウトプットの場の大切さを感じました。
以下はやすえさんの開催報告。FB投稿からの引用です。
親育ち・子育ちのタネ撒きの場を作りたくて、その0回目を開催しました。パートナーは自然療法室ゆるりはの大西 貴子さん。昨年元祖プレイリーダーの天野秀昭さんのお話し会を一緒に開催した方です。
2人の思い…
講座などでのインプットと、学んだことや日々の子育てについてのアウトプットの場があり、共に学び・考え・行動していけたら、子育てがもっと豊かなものになるのではないか そんな期待を持っています。
0回目はゆるりはを会場に4人のママが集まってくれました。初対面のはずなのに、どんどん飛び出る本音や思い…
子どもを授かり喜びに満ちた反面、子育てがわからず 雑誌やネットしか頼るところがなかった…。幼児期は自主保育や特色ある保育環境に恵まれていたのに、小学校に上がってから選択肢が無くなった…。
豊かなはずの放課後の時間はお稽古や塾で忙しく、そこに通わなければ我が子はひとりぼっち…。小学校に上がっても、芸術に触れたり、自然の中で思い切り発散したり、異年齢の関わりがあったり、興味のあることに没頭したり、型にハマった「こうするべき」からフリーになる時間や空間を確保してあげたい
子育ては 親や大人の価値観の押し付けではなく、その子自身が自分らしく伸びて行ける様にサポートすること。
その為に 親が学んでいこう 親も成長していこう 真摯な思いのママ達との時間はあっという間でした。
少子化で核家族化も進み、子育てに不安を抱える人は少なくありません。親になった時の出会いが、それからの人生を左右すると言っても過言ではない。だから、親になった時に子育てで大切なことを学び分かち合える場を作りたい。発育発達の知識や育て方だけでなく、本質的なことも学べる様に。
いつかは公にそんな講座や場ができる様に働きかけつつ まず自分たちでできることをやっていこうと思います。
以下は、個々にお話くださった事の一部、私のメモから:
- 子の健康だけは親の責任と思った
- 多様性を受容できるのはやはり「母」なのではないか
- 学童保育の現場から、2005年当時と今の子供たちの変化を常に感じている
- 山へ行った時と、公園へ行った時の子ども達の表情は違う
- 働く母が増えるのつれて親子の時間は減っている。どうしたら増やせるのだろう?
- 働いていると忙しく、身近に子育てを知る環境がなかった
- 人との出会いがあったからこそ色々な世界を知るに至り、自主保育にも出会えた。
- 子育ての同じ価値観を共有できる人が公立校にはいない。
- 異年齢交流や経験の格差を感じる。体験学習が減っている。
- 管理教育に疑問を感じている。
- 小学生になると教育の選択肢が一気に減る。経済的なハードルも上がる。
- オルタナティブ教育プログラムを実施したい。
- 2年前まではプレーパークが逗子にもあり、居場所になっていた。
- 親の意識を変えるためにできることを、できるところから。
ファイルを探したら、、、、
かつて綴った2つのコラムの紙と当時の講座のレジュメが!
折角だから参加者の方に共有しました。
環境づくりの講座は「外遊び」を真ん中に、
食事のこと、習慣のこと、感性を育むこと、
育まれる自己肯定感やコミュニケーション力や生きる力など
からだと心の育ちについて、聞いてすぐ役立つ内容で90分
かなりのマシンガントークで話していました。(笑)