冨田江里子さんのお話会を開催しました

今日は葉山で、助産師冨田江里子さんのお話会。

私たち人間が本来誰もが持っている自らの産まれてくる力、自ら育つ力、そして生きる力や生き抜く逞しさ。今生まれ、今育ちの過程にいる子ども達のみならず、かつては子どもだった私たち大人にとってもまた、自分自身の本来持つ力を信じる事の大切さを、限られた時間の中で熱く語って頂きました。

私が江里子さんを知るに至ったのは、かつて「0-7歳期の子育ちの環境づくり」についての子育て講座を主催や出張で熱く語っていた2006〜2012年頃。当時を思い出しつつ、今靈氣傳授を通じて、あるいは心のケアを通じて、折に触れて話す大切な事にも通じる江里子さんのお話を身近な方々と共有する事ができたことも、皆口々にお話聞いてよかったと喜んで頂けたことも、今回主催してよかったなぁと幸せ気分です。と同時に、できる範囲内で、本当はもっと、子どもの身体やこころの発達に関わる大切な事を、かつて話していた環境づくり含め、親世代に発信していく必要性あるなぁとも改めて思った次第です。

2019年umiの家さん主催のお話会に参加した以来の再会

参加者の3分の2はゆるりはの直傳修了生と友人、
3分の1が初めましての助産師さんや鍼灸師、
妊産婦ケアにあたられている整体師さんなど

ありがとうの言葉の波動の持つ力を体験

 

参加者のおひとり、桑原やすえさん(逗子市議会議員)がSNSでお話の内容をまとめてくださいました。
ご自身の許可のもと引用させていただきますね。

フィリピンの助産師 冨田江里子さんのお話会に行ってきました。
主催してくれたのは逗子市にある自然療法室ゆるりはの貴子さん。
会場は葉山のSEE THE SUNと言うステキな古民家。
富田さんはかつてTBSテレビ「情熱大陸」にも取り上げられ、
第50回 社会貢献支援財団社会貢献賞も受賞された方。
フィリピンで無料の助産所セントバルナバ マタニティーセンター(バルナバクリニック)を開設して、
寄付や支援物資をもとに活動をおこなっています。
お話はフィリピンの貧困層の方の暮らしや医療、お産、子育てを軸に、
日本のお産や子育て、命の尊さ、人間の逞しさや可能性についてと、
幅広く、そして深い内容でした。
日本人が勝手に可哀想とレッテルを貼る貧困な暮らし。
確かにお金がなければ、どんなに重篤でも医療行為は受けられない。
階級の低い人は声も上げられない。しかしそこで生きる人はただ可哀想なだけなのか。
そんな問いを突きつけられるお話しでした。
フィリピンでは今もほとんどが自宅出産。(追記:貧困世帯において)
衛生面も悪く、産後ケアもない。
しかし産まれたばかりの赤ちゃんはほとんど泣かずに健やかにお母さんの胸の上で眠るそう。
お母さんも、おっぱいも抱っこも、当たり前の様にでき、母になっていくそうです。
日本の様な育児不安や母乳が出ない、赤ちゃんとの接し方がわからない…そう言うことはないそうです。
貧困や不衛生により、助けられかなかった命も沢山あるけれど、
自然な暮らしの中に、日本が失ってしまった大切なものが残っていると富田さんはお話しされます。
高度な技術が普及し、快適な暮らしをしている日本。
自然から遠く離れた暮らしをしていても、妊娠、出産は生き物としての営み。
産まれたばかりの赤ちゃんや子どもも自然な存在。
その時には原始脳が働いていると。これは自然が備えてくれた贈り物。
自然分娩はこのメカニズムを最大に活かすことができるので、オキシトシンやエンドルフィンが分泌されて、
辛いお産の中にも気持良さや満足感があり、母性のスイッチも入ると言う研究もあるそうです。
不自然なお産の普及と虐待の増加率と母乳育児率の低下が相関関係にあると言うデータも紹介されました。
実際、お産時のトラウマが漠然とした不安に繋がっているケースもあるとのこと。
しかし富田さんは、いつでも誰でも取り返せると言ってくれます。
その時得られなかった愛情も、さする、撫でる、声をかける、祈るなど、
簡単なことでいくらでも満たしていけると。
命のスタートである妊娠出産子育て期。
この時期の豊かさが一生に関わってくることに、ほとんどの人が気がついていないのではないか。
今の日本人の少子化もこのことから取り組まなければ解決しないのではと思いました。
私も30年ほど子育て支援、その中でも主に乳幼児期の支援に取り組んできたので、共感することばかりでした。
「ありがとう」の反対は「当たり前」なんでも当たり前にある日本。
平和や豊かさも当たり前になり、喜びや感謝に鈍感になってしまったことで、
幸せを感じられなくなっているのかもしれません。
富田さんは最後に 「優しい社会が広がること」と言っていました。
今の日本では、子どもでも失敗が許されず、日々緊張していたり、人の目を気にして萎縮してしまったり、
大人の期待に応えようと頑張ってしまったり…。
優しい社会とは言いがたい現実があります。
優しい社会へ向けて、何ができるか皆さんとお話しする機会を作りたいと思いました。
富田さんは、障がいや病気を持つ子の支援も沢山やっていらっしゃいます。
興味のある方は富田さんのFacebookやインスタを是非。

江里子さんの活動の場に、スタディツアーにも行きたいと思ってます。
(トイレ事情含め、様々なハードルをどこまで越えられるかが肝要!)

ご関心ある方、江里子さんのブログをフォローくださいね。
https://ameblo.jp/erikobarnabas/




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