「社会的養護のアフターケア」のハンドブックを作り、全国の支援者と分かち合いたい!
微力ながら月に一度レイキボランティアで足を運んでいる、国分寺にあるアフターケア相談所ゆずりは。
スタッフのももこさんが、仕事や家事育児の合間を縫いながら編集に力を注いでいた本が刊行されます。
少しでも社会的認知と理解が広まりますように。生きやすい社会に。
リンク先の記事をお読みいただき、クラウドファンディングにご支援頂けましたら嬉しいです。
https://camp-fire.jp/projects/view/549844
以下記事から一部抜粋にて転記:
「困っている人を支援する人たち」にこそ、この本を届けたい
私たちには、この本を届けたい人たちがいます。まずは、子どもたちが暮らし、その成長を見守る大切な場である、児童養護施設などの社会的養護に関わる方たち。実は、児童養護施設には、「退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行う」として、子どもたちが退所した後のアフターケアを担うことが義務付けられています。
しかし実際は、職員が忙しく、アフターケアまで十分に手が回らなかったり、退所した人たちから相談があっても知識や経験不足からうまく対応できない、関係不良で関わりを拒否するなど、施設と退所者、両方から相談が寄せられることもあります。地域や施設によっても、自立支援、退所者支援に差が見られたり、一生懸命支援する職員がバーンアウトして辞めてしまうこともあります。ここには個人の技量や思いだけではどうにもならない、構造的な問題もあります。
しかしながら、本来は、生まれた場所も施設も自分で選べない子どもたちが、措置された環境で不利益を被ることがあってはならないことです。
地域間、施設間の格差を埋める。そして、職員ひとりひとりの思いや気持ちが大切にされながら、支援者自身がエンパワメントされていくことで、その先にいる、困難な状況を生き抜いている子どもや若者が温かな支援を受けられるように。そのために、この本を活用してもらえたら。今回のクラウドファンディングでは、そんな思いから、全国の支援機関に本を届けることを大きな目的のひとつにしています。
私も支援させて頂きました。本が届く日が今から楽しみです。
ありがとうございます。