初夏の陽気、
散った後の桜も、新緑の葉で眩い
こうした自然の美しさに目が留まり
感動できるようになったのはいつの事だろう
私の中の感性が呼び覚まされたのは
娘の万麗をお腹に宿した、2001年の4月
当時住んでいた家の近くを流れる呑川沿いも桜並木
桜の若葉が美しい新緑の季節を迎える度に、
あの時の静かな内なる感動を思い出す
20年余りの月日を経た、2022年の4月
やっと心の奥底から
生きる喜びや今ここの幸せを感じる事を
出来るようになってきたと感じる
東京から逗子へ移り、
流れる時間や人流は劇的に減速して自然とは近しくなった。
移り住んだ葉山は、更に流れる時間が緩やかで、更に自然が近しくなった。
独特の「のんびり感」が、私には心地よく感じる。
新しく住まう場所として、駅や仕事場のゆるりはに近い物件を選ぶことなく、
奇跡的なタイミングで真名瀬の一室とご縁があった事に感謝しかない。
この空間でゆっくりと過ごすこと
私にとって一番のグラウンディング。