いいなって言ったら
いいねって
きれいだねって言ったら
きれいだねって
喜んでるときは
嬉しいねって
楽しんでるときは
楽しいねって
お母さんと一緒に
感じたかった
もっと喜びたかったし
もっと楽しかったはずなのに
話を遮断されたり
言葉を否定されたり
欲しがることも
甘えることも
いつのまにか
できなくなっていた
ずっと遠慮して
生きてきた
振り返れば
些細なことさえも
何も自分からは発してこなかった
自分の思いを飲み込むのは
もうやめにしたい
鎧を着る前の
自分に会いたい