「HSP」という枠に対する違和感

今日の東京新聞に、私自身が「繊細さん」や「HSP」ブームに対して感じてきていた違和感の答えにしっくりくる記事を見つけました。

ゆるりはを訪れる人のある一定数に、ご自分のことを「HSPなので」と表現される方がいらっしゃいます。私自身も、「HSP」という名称を耳にするようになり、(それがいつ頃の事だったのかは思い出せませんが)チェック項目に取り組んでみたならば疑う余地なし!な位に「外向型HSP(HSE)」というカテゴリーに完全に当てはまり「そうそう!これ私!」と興奮した記憶があります。(笑)そっか〜、だから生きづらいんだと。問題はHSPだから生きづらいのではないとわかっていたのでその枠に捉われる事にはなりませんでしたが、色々抱えている面倒臭さを他者に説明するのを省くという意味で、割と知っている人の多いHSPという言葉を代用したことは何度かあります。

「繊細さん」というタイトルの本が幾つも店頭に並び、SNSでも「HSP」や「繊細さん」に向けての発信が増えています。生きづらさに共感し、その生きづらさを克服するために必要なカウセリングなどを提供するサービスを目にする機会も増えました。巷では「HSPブーム」が起きている・・・そんな感覚を覚えて久しいです。

感じやすい、受けやすい、疲れやすい事って、誰にとってもあるし、その程度が違うだけ。対処の仕方がわからなかったり、うまく他者や環境とあるいは情報との境界線が引けずに消耗したり、あるいは育ちの過程でしっかり自我をというものを育めなかったり、自己表現や開示が苦手故に、相手の影響を過度に受けやすい、巻き込まれやすいというケースも。

「HSP」という枠にとらわれず、
なぜ感じやすいのか、なぜ傷つきやすいのか、
なぜ恐れが強いのか、なぜ疲れやすいのか・・・、
それを一つずつ見つめてゆく事。
「何に自分は困っているのか、悩んでいるのか」という
具体的な事柄に着目して、解決策や対処法を模索、
そして実践を重ねる事が何よりも大切と感じていました。

 

『誤解してない?HSP』という今回の記事によると、改めてHSPの定義は、

HSPは「環境感受性」という特性が非常に高い人を指す言葉で、1996年に米国の臨床心理学者が提唱しました。同じ環境にあっても、影響の受けやすさには個人差があります。環境感受性とは「悪い環境と良い環境両方からの影響の受けやすさ」を説明する心理学の概念です。「ある」か「ない」かではなく、濃淡はありますが、全ての人が持ってますし、ここからがHSPという境目がはっきりしているものでもありません。

HSPと診断されたと発信する人もいるが、の問いには、

HSPは病気ではないため、医師による検査や診断の対象ではなく、診断する基準もありません。ですが、脳波で検査や診断ができるとうたったり治療を勧めたりしている精神科クリニックもあり、注意が必要です。HSPには特別な才能があるとうたい、それを生かしてカウンセラーの資格取得を目指す講座も増えていますが、HSPは気質的な特性で、能力ではありません。

実際に心療内科でそう言われた(HSPですねと)という方、いらっしゃいました。どんな治療を勧められるのかが気になります。

ブームに伴う他の懸念点は、の問いには、

学校現場に関わる心理士からは最近、発達障害の傾向が強く疑われる子どもの保護者に検査などを進めると、「うちの子はHSCなので、検査や支援は必要ない」と断られてしまうとの悩みをよく聞きます。(省略) 大人でも、精神疾患や発達障害によって生活に支障が出ているのに「HSPが原因」と自己判断すると治療などの機会を失ってしまいます。

生きづらさの原因はHSPと自己判断する事による弊害がある、ということですね。

この記事はHSP研究が専門の心理学者、飯村周平さんのインタビューが元になっていますが、科学的根拠に基づくHSPの情報を伝えるWebサイトも運営しています。その中に、

のリンク先に28項目にわたる誤解についての見解が、このような感じで記されています。

 

一部「そうなんだ!」と思わず笑ってしまうようなものもあれば、笑えないものもあり・・・。https://www.japansensitivityresearch.com/media-evidence

 

この新聞記事のお陰で、そのうち書きたいと思っていたHSPについて触れることができました。

「枠」や「病名」に該当することで得られる「安心感」や自分の抱えてきた生きづらさや違和感の答えが見つかって「安堵」することもあるかと思います。その後しばらくして落ち着いてきたら。。。その先には克服への道があります。(HSPに限らず)枠に支配されて、生きづらさを克服することを諦めないでほしい、といつも思っています。

 

 




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