先日逗子で開催された人権の集いで、黒柳徹子さんの実体験をもとにした「窓ぎわのトットちゃん」の上映会がありました。

このイベントには参加していないのですが、アマプラで無料配信がされていたので観賞しました。そこには戦前の日本にあった風景と「子どもは世間の宝物」という風土、自然との近さ、地域での人との距離感、親と子の関わりなど、有形無形に関わらず時代の流れの中で失っていたものが沢山あるかのように、感じました。子どもの人権とはなにか、学ぶ権利とはなにか、成長する権利とはなにかと考えさせられます。何よりトモエ学園の小林校長先生の一人一人の子どもへの心の寄せ方が素晴らしい! と同時に子どもたちの持つ瑞々しい感性もまた映像から伝わってきます。大人の注ぐ子どもへの眼差しに、遊びやゆとりを取り戻すきっかけになったら素晴らしいなぁというのが観た後の感想です。
追記:
と同時に、思い出したのでした(笑)
「窓ぎわのトットちゃん」の書籍が販売されたのは1981年。私は9歳で小学校3年生、当時いちばん「家」や「親」がしんどいと感じていた頃です。自動車で移動中に、母から「とても面白かったからあなたも読みなさい」と後部座席にいる私に手渡したのを記憶しています。読んだ子どもの私にとって、「窓ぎわのトットちゃん」は嫌いな本になりました。本の中のトットちゃんが羨ましく感じたのでしょう。「本の中に描かれる大人と、「自分の人権を全く尊重しない親」があまりに乖離していたこと、そして「何を思って私に読めと勧めたのだろう?」ともなんとなく子どもながらに思ったり感じたのだと思います。 今観て、「子どもの時の私」が抱いたモヤモヤに気がつきました。(笑)




















