10月のゆるりは

愛されたという実感

微かに残る幼かった頃の事
子ども時代の事

引っ張り出された
過去の記憶を辿り
様々に思い巡らし
感情を掘り起こす

子ども時代を振り返り
子どもの目で見ていた世界を
大人の目でもう一度
見てみるという追体験

そして

今ある生き辛さや
生き苦しさの発端が

未熟だった子ども期に
大人へと成長する過程にあったらしい
という事は数多くある

「親は忙しかったから」
「親も自分のことで精一杯だったから」
「親も大変だったから」

決して親に愛されてなかったはずはない
でも「愛されたという実感」は乏しい

それは当然に
言葉の事でもなく
買い与えられた物の事でもなく
習い事の数でも
教育に費やされたお金の事でもない

温かい眼差し
温もりに満ちた抱擁

話す事に耳を傾け
やりたい事に寄り添い
穏やかさと安らぎの中で
共に過ごしてくれたか

今日という日の連続の中で
親がどれだけ時間を割き
自分と向き合ってくれたか

温かい食事
共に食卓を囲んだ記憶
添い寝した夜
和やかな団欒
そんな日常の積み重ねから
安らぎとともに愛は伝えられる

子どもが自らを信じ生きる力を育むために
精一杯の愛を実体験として注ぐ

愛は五感で受け取り、
全身で感じるもの
全身で受け取るもの

愛を届けるということは
本来とっても手間暇のかかる事で

子育てとは
時代に関係なく手間暇のかかる事

今という時代
世の流れはかつてない程に速くなり
親も子も、忙しない

忙しさで心を失っては
愛は決して伝える事はできない

かつて淋しい思いをした
子どもだった大人は

忙しさを手放し
手間暇を惜しむ事なく
今を生き、愛を届ける

本当に大切な事に気づき
連鎖を絶ち、
愛を互いに伝え合う

私たちは、原始的な生き物
大切なものを置き去りにし
今を疎かに未来へと生き急がされているけれど

昔も今も本当は何も変わっていない

〜 感じる力を蘇らせ、こころの声を聴く 〜

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10月の予定

10月の直傳靈氣前期セミナー【残席2です】

他日程での開講リクエストもご相談ください。
(10月後半、11月の平日・週末どちらでも)
ゆるりはというレイキスクール

10月の直傳靈氣後期セミナー【残席3です】

前期で学びがストップしている方、
ぜひ後期を履修ください。

理解が一層深まり、二つの技法により
靈氣の世界がぐんと広がります。

他日程でのリクエストもお届けください。

第81回靈授会&復習会【残席2です】(平日午後)
第82回靈授会&復習会【残席3です】(平日午前)
第83回靈授会&復習会【残席3です】(日曜午後)

毎月でも、お久しぶりでも、遠慮なくご参加ください。
プライベート開講希望の方、復習会を承ります。
日時ご相談ください。

(2時間5000円、ライアー音浴と靈授含む)

秋の夕暮れ、辺りが暗くなるのが早くなりました。
9月は自分のお誕生月。なぜ私にとって
誕生祝いが大切なのかを
内観しながら綴ったコラムでした。

それは子ども時代に私自身が
「愛されたという実感」を伴う記憶の欠如と

「あなたさえいなければ良かった」という
母の言葉の呪縛から

「この世に生まれてきて良かったのだ」と
誕生したこの日に確かめたい、
だからこそ誰かと一緒に祝いたい、
祝ってほしい、一緒にいてほしい
そう思ってのことなのだと思います。

今年は有機農家さんの田んぼ一角で
少しだけお米作りさせて頂いたとはいえ・・・
完璧な水の管理とジャンボタニシによる除草効果で
泥に塗れてお世話する必要もなく
実りの季節を迎えたのでした(苦笑)




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