葉山の周年記念イベントのなかで、「ゆめパのじかん」と「夢みる校長先生」の上映会があります。会場内に人権をテーマにパネル展示をするにあたり、企画担当されている方にお声がけ頂き、数名での意見交換の場に交じらせて頂きました。
「子どものやってみたいを邪魔しない」、子どもの権利を尊重したプレーパークのような遊び場は、これから益々子どもの居場所としてのみならず、失われつつある世代を越えた地域住民とのつながりを復活させ、また災害時には救援場所としての機能を発揮できます。
プレーパークについては、以前開催したお話会のブログをお読みくださいね。
そして、社会問題として広く認知されてきた子どもの不登校。しかしながら、学校に行く行かないに関わらず、「知」としての学びの機会喪失に留まらず、子ども時代を子どもとして成長し身体も情緒も育みながら過ごせるような、開かれた場所は皆無に等しいのが現実です。
そして子どもの権利を主張するならば、教員の権利もまた同じように扱われ、語られる必要があると個人的には感じています。そして、きっと教員の方々も忙しなさと義務で追われた日常で失ってしまった、本当はやりたいことへの情熱、本当は無駄じゃない?って秘めた違和感も抱えながら、自己の矛盾と葛藤の中にあるのではないかと思います。そんな大人たちにも、自分自身の可能性を信じて秘めた思いを打ち消さないでほしいと願います。
「夢みるシリーズ」についても以前ブログに書いています。
たくさんの方に観ていただけたら、それぞれの胸に響いたもの、感じたものが世に現れてゆきます。意識が向く方向へと、世の中は動いてゆきます。
今を生きる私たちが次の世代を考えた時、今できることは何だろうか。自分ゴトになる機会に。