先日の直傳靈氣復習会にお集まり頂いた修了生は逗子葉山鎌倉と近隣の方が集まり、季節柄「家のカビ掃除」が共通の関心事に。皆不本意だけど代案浮かばず塩素系洗剤を使わざるを得ない状況と聞き、リノベ中の千葉旭の家のバイオクリーニングの事をお話ししたら興味津々(笑)。SOKENさんの情報をシェアしました。



ゆるりはも古い木造アパートで田越川沿いなので玄関にカニが侵入してくるほど湿気臭がありますが、SOKENさんの洗剤での掃除を重ねるうちに少しずつ解消してきています。



住居兼店舗で購入した家は、敷地内に2棟が建ち、離れは約20年空き家のシックハウス状態。私はハウスダストとカビのアレルギーなので建物内で掃除を進めようにも体調悪化。重曹水やクエン酸、柿渋などでいくら拭きあげようと全く状況は改善されず、カビ臭さと共にどう解消したら良いのか途方に暮れていました。そんな中、ネットで検索して見つけたのがこのバイオクリーニング。
1回目は業者による、主にハウスダストと化学物質を吸着する微生物溶剤の噴霧、その後DIYでホームレメディを使用して全棟吹き上げ作業、その後2回目の業者によるカビの胞子撲滅の微生物溶剤の噴霧。全て丸投げでお願いしたら90万の見積もりでしたが、DIYをすることでホームレメディ代含めて34万円で済みました。
以下記録として、その時の様子をSNSからこちらに転載します。

噴霧に使う機械

一応カタチとして不織布作業着を纏いますが
人体に降りかかっても森林浴みたく
気持ちが良いのですと仰ってました
でも建物締切の中半日作業、
畳上げも含め大変な作業です
人体に降りかかっても森林浴みたく
気持ちが良いのですと仰ってました
でも建物締切の中半日作業、
畳上げも含め大変な作業です

ホルムアルデヒドは不検出
やってよかった!木が甦り和室の香りがする感動。微生物噴霧による化学物質とハウスダスト吸着の日。作業完了時の感動と言ったら!カビ臭デフォルトから、本来の和室の香り。そうだった、和室なのに和室の香りがカビ臭で負けてたと知る。部屋締切でする作業、過酷。中に入れないので、外から撮影。菌が勝手に増殖して、住環境を完全していく。今日はソーケンさんから委託された
埼玉県のホームクリーニングの方が来てくれた。建具全てがキラキラして、畳もキラキラして作業前は換気してても内に居れなかったのに作業後は閉め切ったままでも離れ屋内で呼吸ができる奇跡。この感動はSNSでは届けられない!業者さんも、噴霧だけでこんな違う!をどう伝えられるのかと日々頭悩まされるそう。確かに難しい!
10倍希釈したホームレメディを使用して、天井、天袋、床下、畳の面裏、サッシなどありとあらゆる場所を拭いていく地道な作業!



WSとして声をかけ、6名の方に助けていただきました!
昨日、旭離れ家のカビ撲滅に向けてのホームクリーニング。微生物入りの液体石けんを染み込ませた雑巾で、砂壁と張替え済の網戸以外すべてを拭きあげてゆくという、極めて地味な作業の呼びかけにも関わらず6人の方にお集まり頂き無事作業を終えられた。ありがとうございます。お話伺えば皆それぞれに参加動機があり、和気藹々と作業しながらの会話にも花が咲き、楽しく時間を過ごして頂けた様子が嬉しかった!掃除以外にも、壁下地塗や木部の柿渋塗り、網戸張り、壁紙剥がし、2階トイレの撤去ができた。微生物の働き、パワーがすごい!掃除してて、気分がいい。流れる空気が変わってゆくのを体感。普通拭き掃除中のバケツ水は濁り、澱むにつれて埃のにおいもし、水を変え洗剤追加する工程が幾度も必要になる。それが!微生物が働く事で水は確かに濁り汚くなってるのに埃のにおいはせず、雑巾に付着した汚れは分解が同時進行し使用量に見合わず綺麗、バケツの中の石鹸泡は薄汚れてもみるみる白色へと再生を繰り返している事に気づいた。最初に各バケツに10倍希釈の洗剤水を4リットルづつ作っただけで、作業終了まで交換不要。コスパもいい!何度か重曹水などで拭いているけどまったく綺麗にならず、拭けば埃臭くなるばかりだった玄関扉の外と内。雑巾で拭いていると明らかに微生物入りの石鹸泡が埃を吸着していて、掃除してるのに清々しいって驚きだった。事前の微生物噴霧で作業効率も良かった。石鹸だから手についても手荒れもせず、従来の掃除の後の掃除用洗剤の残臭も勿論なく、空気も木部も建具もみな生き返ったような感じさえ覚えた。感動体験、これは母屋の方もやりたい。古い家のにおいやカビ臭にお悩みの方に、バイオクリーニングをおすすめします!
微生物によるバイオクリーニング。仕上げの2回目の噴霧を終えた。すっかり空気も建具も生き返って嬉しい。最近スマホを見ていると、塩素系カビ取り剤の広告が頻繁に上がってくる。材料はとってもシンプルというのが売り文句で「次亜塩素酸塩、安定剤、界面活性剤」とある。そんな話をクリーニングの業者さんに話したら、「要するにカビキラーですよね。カビキラーはカビを移動させて(雑巾なり下水なりに)漂白しているから綺麗に見えるだけで根本的にカビを撲滅しているのではないのでまた暫くすれば発生する。塩素臭も残る。ホームレメディは、カビを殺すけど漂白はしないから汚れが落ちてないというクレームが届く事も。青カビもカビはいなくなるけど青い色は残るので何度も繰り返し掃除する必要がある。バイオクリーニングの素晴らしさを伝えるのは難しいです。」と、一般的なホームクリーニングは徐々にフェイドアウトして、バイオ一本でやっていきたいけど消費者が求めるものとのギャップをどう埋めたらいいか思案中という。その場所は綺麗になるけど、カビを移動させているだけ。なるほど、そもそも塩素臭がダメで昔から使えなかったけれど納得!
当初の環境からは到底考えられない事ですが
先日、ようやくこの家で寝ることができました