あなたはひとりじゃない

あなたはひとりじゃない

全国に広がったフラワーデモ

去る3月8日の国際女性デー、一年前から活動スタートしたフラワーデモはほぼ全ての都道府県で開催されました。

「集まって話すと力になる」フラワーデモ、1年で全国に
https://www.asahi.com/articles/ASN387K93N37UTIL00D.html

2017年に日本でも巻き起こった#MeToo運動の流れを受け、少しずつ沈黙を破る女性が増えてきました。当事者が自主的に集まり、体験や悩みを共有する自助グループによる分かち合いや助け合いの場も、少しずつ出来てきているようです。

プロフィールに書いたこと

今回ゆるりは開業にあたり、Websiteのプロフィールに自分の過去の出来事をどこまで書くか非常に悩みました。私の中ではそれらも私の一部として引き受け、長い年月をかけて過去を清算できたからこそ今の私が存在しています。過去にあった出来事をなかったことにしたり、記憶から消しさることは不可能です。でもトラウマと共生し、今を氣楽に幸せに生きています。そんなこともあってか、人よりも少しばかり人権のことや、性暴力といったことに関して敏感であるのは確かです。世の中から性被害や性暴力が無くなり、子どもと女性の人権が正当に守られ、理解の広がる社会になってほしいと常に思っています。

97%は地域の中に

ZUSHIおばちゃんちは当初、月2回訪問しているボランティア先のゆずりはサロンのような場所をもう一つ自分でもつくりたいなの思いからスタートしたので、虐待などの問題で家庭での養育が難しく施設や里親さんのもとで育ち社会に出た人たちを対象の居場所サロンとして立ち上げました。しかし現実は、児童相談所にきた相談のうち社会的養護となるのは全体の3%、残りの97%は保護に至らず地域の中にいるということを知りました。話したり、共有したり、くつろいだ時間を過ごしながらも、同時にトラウマやメンタルのケアやセラピーを取り入れて回復へとつなぐことができるような、また経済的な理由で選択肢が減ったり排除されることもないように、ZUSHIおばちゃんちの居場所サロンでは無償でエネルギーケアを提供しよう、と決めたのです。

 

隠れたメッセージ

家族関係のこと、生育環境のこと、性被害のことで傷ついている人は実にたくさんいます。これまでに私が接してきたご利用者の方で、生きづらさを抱えてお見えになられた方の全員が何らかの過去に囚われていました。その多くは、一番近い「家族との人間関係」です。

ゆるりはのサイトを訪れ、プロフィールを目にした人の反応に一抹の不安があった一方で、そのうちの誰かが「実は心の中にずっと閉まってきたけれど話してみようかな」「私にも似たような過去があって今も辛い」といった#MeToo運動につながったり、その人が過去を手放しトラウマをケアするきっかけに繋がったら良いなという思いがあって、プライベートなことではあるけれど記してみました。

地域で孤立している人が、ゆるりはやZUSHIおばちゃんちを知って、繋がってくれたら良いなって思っています。
「あなたはひとりじゃないよ」というメッセージを込めて。

 




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自然療法室ゆるりは
セラピスト貴子

逗子市逗子4-12-18-102号室
090-1810-0411
yulureha@gmail.com

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