器用に誤魔化す事も
自分自身に嘘を重ねる事も
これ以上できないな〜
隠せないな〜
あぁもう 限界だな、
そんな境地に至った時
人生が大きく振り切られ
在るべき自分へと近づき
回帰していく
そんな時なのかもしれない
脳と身体に染み付いた
これまでのやり方や
自分と思い込んでいた
不器用だけど、
そんなものだよねと
半分諦めていたような
そんな生き方に
心が存在感を強め 訴える
その兆しに気づく
そんな時なのかもしれない
綺麗事では済まされない
大波でやってきた
限界という壁
それでもなんとか
しがみついて
折り合いをつけるのか
変われないと諦めるのか
違う選択肢を見出し
自分の背を押すのか
向こう側の未知なる世界へ
行けるかどうか
それは脳ではなく
心に委ねられてる
壁の向こうにある
先の生き方なんて
実は予め見えてはいない
予めわからなくてもいい
自分で決めて
自分で選べば
それはいつでも
自分にとっての正解
壁の向こうへ行って
初めて回帰した自分と出会い
新しい生き方は始まる
必要なのは
どう在ったら
無理なく自分で在れそうか
その状態をイメージすること
どう在ったら
これまでの生き方を
手放せそうか
その状態を感じ入り
自分の内に広げること
きっかけは
人によって様々
キャリアだったり
親子関係だったり
子どもの事だったり
夫婦関係だったり
あるいは
病気だったりする
過去でもない
未来でもない
現実の世界で
心揺さぶられた時
なりたい自分を目指すのをやめ
本来の自分へと回帰する
そんな時なのかもしれない
なんだか辛いなと
思ったら
秋の夜長に月を眺め
心に身を寄せる
そんな時の到来